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2014/04/26

2014.04.13芝川で

100%湧水の芝川が平成26年リニューアルをします。公式ホームページが出来上がるまで、G+とFBを使いレギュレーションその他の情報を発信するとともに、皆さんのお問い合わせにお答えしてゆきます。今後の活動にご注目ご期待ください。
— 場所: 静岡県富士宮市猪之頭
そしてグループの第一声には
水質・水温の安定・川虫の量・ロケーション・首都圏からのアクセスの良さと、芝川は良い条件をそろえていましたが、「おっとり」している芝川漁協は現状に甘んじていました。
それが一念発起!「小さな漁協が一大決心」をし、世に打って出ます。
100%湧水で区間も22kmと管理もし易く、漁協のニュースタンダードになる可能性があります。
このグループページでは、芝川の情報はもちろん、各地域・河川・漁協での取り組みをシェアしあって「問題解決」の糸口になるよう意見交換ができれば良いと思っています。

とFBで知り合った高橋さんが芝川のページに記事を上げたのは今年の2月頃。
高校のラグ部ー部の先輩の友人で、FBを始めた頃フライをやるなら連絡してみなよと勧められていた方でありました。
「行っても抜かれていて釣れない」とか「昔はいったことあるけど、今はね」とか仲間から聞いた評判は散々だった。
実は田貫湖によくキャンプにも行っており、近くにあるこの川に興味を持ちつつも、あまり情報も無く結局訪れることなく僕も忘れて居た。

この盛り上がりに同じくFBでの友人の芝川の地元の佐野さんから「芝川で釣りしませんか」のお誘い。
そこに毛利さんもご一緒にとなって3人での芝川釣行となります。
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土曜日、忍野でイブだけやってみましたがライズも全くなく撃沈。
そのまま田貫湖キャンプ場の駐車場にて車中泊。
ほぼ満月に近い月明かりに富士山が闇夜の中に浮かび上がってかなり幻想的な夜。
初めて妻とここにキャンプに来たときのこと、何年かして娘にでっかい富士山見せると行って来たら雨で全く富士山が見えなかったこと。色々な事を思い出しながらの夜。
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うつらうつらして気が付けは朝の5時、慌てて佐野さんの家に向かいます。
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桜はちょうど満開でした。
急いだら30分で佐野さんの家に到着、ほぼ同時に毛利さんも到着。
朝マックで腹ごしらえをしてまずは芝川・西山の特定区に向かいます。
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久保大橋を挟んで上下の堰堤で区切られた約1kmの区間を通年C&Rとし大型のニジマスを放流して大いに釣り人に楽しんでもらおうと言う今年度からの新企画。
料金は3千円。夕方5時に田中屋さんに腕章を返せば1000円のキャッシュバックが有り入漁券と交換。と言うシステム。
C&Rなので人も多いかと思いきや久保大橋からの眺めは釣り人おらず。
知り合いの方も先週にきていたようで特定区では魚が見えないと嘆いていらっしゃってました。
実際3人で橋から川面を目を凝らしてみましたが魚影は見当たらず、それでもやってみようと釣り開始。
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これからの立ち姿、お腹に気を付けて写る事にします(汗)。
(Photo by SANO)
瀬からの落ち込み、その下に広がるプール。
いるならここでしょと言うポイントでも全く反応は有りません。
川原も広くフライロッドを振るには最高のロケーションなのですが約一時間3人で粘りますが毛利さんのニジマス1匹のみの釣果。
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特定区の最上部までは行っていないので、何とも言えませんが魚がどこかに固まってしまっているのか、人為的に抜かれてしまっているのか、はたまたカワウの食害なのか。
現時点では特定区としての運営はまだ上手く行ってないのかなと言う印象でした。
これは5/18に釣り大会が催され200Kgの放流をし、釣り残る魚も多いだろうと言うことです。(この日はファミリーユース的な日で持ち帰りOKとのこと。)
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駐車場に帰ってきたところに先の高橋さんと合流。
特定区の状況を聞く氏の顔にちょっと苦い物が走ったかな。
魚のいるところに行きましょうと上流へ移動。
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車止めのスペースにて高橋氏のロッドのコレクション数本を試し振り。
後で聞いたところでは数年前まで「クラフトマンユニオン」と言う名前でブローカーもされていたとのこと。
通りで各ロッドに詳しい訳ですね。
さらにあとになってですがアンブレラダンの発案者だったそうで、吃驚でした。
皆と別れここから一人釣り上がります。
次の橋のところでピックアップしてもらうことに、約2kmゆっくり歩いて2時間ぐらいを目安にしてねとの事でしたが・・・。
初めての渓なので、どうしても居そうなポイントにフライを丹念に流します。
ただ遥か先に餌釣りの親子の姿が見え隠れしていたのが気にはなりますが。
フライに何か反応することは全く無く、時間ばかり過ぎてしまい、予定の橋ではなく猪之頭発電所から脱渓し旧坂を登ってヘロヘロなところに車を回してもらいました。
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上の方に入った毛利さんはと言うと数匹のアマゴと遊べましたとのこと。
子供の頃から父親と釣りをしていて、フライも小学生から始めていたそうで釣りの勘は素晴らしい物がありました。
がそれにしてもこの差。
居るところいないところはっきり明暗が分かれました。
ヘロヘロバテバテで取り敢えず遅めの昼ご飯と言う事でちょっと走ってガストへ。
車中眠らさせてもらいご飯食べたら復活、イブニングタイムでなんとかアマゴの姿だけでも見ようという気力復活(笑)
ここで早く帰らないとならない毛利さんとお分かれ、この「のほほん日記」は開始した当初から見ていてくれたと聞いてこれまた吃驚でした。
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(Photo by SANO)
しっかり釣っているし・・・。
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(Photo by MOURI)
今回はガイド役に徹してくれた佐野さん、写真を撮ってもらうばかりで一緒に記念撮影できませんでした。
次回はみんなで写りましょうね。
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枝沢も探ってみますが一度だけ小さいのがフライを咥え損なった。
半日歩いて初めての魚の反応。
折れていた心もなんとか繋がります。
ここも人が入ってはいるようで足跡は残ってました。
上に行ってもどうかな?なのでもう一度本筋へ。
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だんだん暗くなってのラストチャンス。
ドライフライの上にがん玉付けて流芯に無理無理フライを沈み込ませたらなんとか出た。
やっと出た。
胸を張ってどうだといえるサイズではありませんが、とてもとても嬉しい一匹です。
BTHRにもようやく入魂です。
次回もう少し虫が出る頃にくると面白そうでは有ります。
再見、芝川。
楽しい一日となりました。
お世話になった高橋さん、佐野さん、毛利さんに感謝です。
芝川漁協さんまだまだ釣り場としての伸びしろはあると思います、頑張って下さい。応援してます!

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