年に一度は
行っておきたい川がある。
次の現場に行くのに一日空いたので滅多に出来ない平日釣行で行ってみることにした。(#6釣行)
部活に行く娘を起こしたりして出たのは7時、現場には8時半到着。
爆発的に釣れるとか大きいのが釣れるとか、そういう訳ではないのだが、季節が合うと行く道筋の農家の庭先に色とりどりの花が咲いている事が有り、それを見ながらのドライブになる。
今日はまさしくそんな感じの沿道でした。
桜はちょうど満開。
いつも遊魚券を買いにいく商店は月曜定休だったのだが、ちょうど店の脇のほうでご主人が作業していたので券を買わせて貰う。
先々週末にも電話を入れて様子を聞いたけれども、渇水で難しい状況だよで、今日もその状況は変わっていないそうだ。
釣りになりそうな場所を教えてもらって行ってみる。朝一から入っていたフライマンが一人居て朝からの状況を教えてもらう。
かなり厳しい模様。
明日から四月と言うのに寒いくらいなので、当然山女の活性は低い。
渇水状態でとにかくスプーキー、瀬やプールの肩にたむろしているウグイがビクビクしているのでちょっと近づくと走り出す。
山女は居ないことも無い、ワラワラ走るウグイに気付きその倍のスピードで走っていく魚影は山女だ。
そのまま岩の下に潜り込んでピクリとも動かなくなる。
今日のタックル、カムパネラC37114とHardyGoldenL・R・H。
C36114にしようと思ったが結局はロングキャストの釣りになったのでこっちで正解のようだ。
とにかく山女に近づけないので遠目遠目を狙う釣りになる。
午前中は気まぐれに起こるライズを狙うも人気に気付かれて逃げられる。
淵の先の落ち込みでライズしているのを見つけたのはちょうどお昼頃、ちょっと日が差して少し気温が緩んだ。
狭い中を通すようなキャステングでフライを何度も変えつつ粘る。
せっかくのやる気のある山女で何とかしないといけない。
落ち込みの真下にフライが落ちて漸く飛びついてくれた。
その後にもう一匹。
お腹が空いたので何か食べようと思い店を探すが、ここは本当に何も無い。
雑貨屋のような食品店でカップ麺を買い、その道路脇のベンチに座りこの景色を見ながら食事。
そこにヨチヨチ歩きの子とお母さん。その子が僕の横に座るのでお母さんと世間話をして過ごしたランチタイム。
お子さんは一歳半でまだしゃべれないんだけど、何かを伝えようとしてくれていました。
見かけないおじさんが珍しかったんでしょうね。
桜は満開でもっと華やかに咲いているところも有りましたが、なんとなく気に入った一本桜。
場所を何度か変えるもなかなかその後も難しく、少しでも水量の多いところを探して入る。
餌釣りの人が居たが上流に歩いていくので30m位離れたのでその後に入る。
しばらくするとライズが始まる、これなら少しはチャンスがある。
前にプロタイヤーの嶋崎了さんがFBで紹介してくれていたフライを見よう見真似で巻いた。
出来映えは雲泥の差が有るが、それっぽい感じにはなった。
フライを結び直して、やはり遠目のキャスト。
第一投に反応。
すばやく寄せてさっと写真を撮って次のを狙おうとするが他に数匹居たライズの主は既に沈黙。
上のほうのがもう少し大きい気がしていたので残念。
この状況で一発で出るなんてやはりプロの考えているフライは凄いんだと思う。
久し振りに素顔(笑)
ここ数年眼鏡をかけることが多くすっかり眼鏡顔になっていますがコンタクトレンズに戻そうかと思う。
ここでのイブは諦めて、帰り道の昨日のポイントに向かってみる。
やはり昨日と同じ6時過ぎでそろそろ暗くなり始める頃。
かすかなライズはある。
ただ派手な出方ではないので水面直下なのだろう。
フライをクリップルにして流すとゴンと来た。
鰭はちょっと残念感が歩けどプリプリの25cmの山女が釣れた。
今日は数こそ出なかったけど、釣る為のいいシーンが記憶に残った。
流して叩いて偶然出たのでは無くて、狙った山女を狙い通りに釣ることが出来たとても満足がいく日でした。
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