120715-沈黙の湯川その2
今週は忍野の予定でしたが、仲間が湯川に行くと言うので急遽変更。
いろは坂ではWETな路面で車が横向きましたが・・・。
4時半出発で6時40分着、なかなか2時間は切れません。
この日は3人で待ち合わせ。
人生色々、様々なストレスを湯川で発散すべく埼玉に茨城に神奈川県から集まる。
齢50を越えたオヤジダンサーズ(笑)
居そうな所、実績の有った場所、ポイントポイントで流して見たけれど、反応無し。
yoshizoさん曰く好調だったカディスの木周辺も音無しとのこと。
僕も好きなテラスのしたに入るけど、流したカディスやカゲロウフライはことごとく無視され、どうにもならない。
偶に見かけたライズも一回有ったきりでその後はぴくりともしない。
なんと言っても水棲昆虫のハッチが全く無い。
空中を飛んでいるのは数首のトンボに数種の蝶々だけ、カディスもカゲロウもさらにはこの時期に見るオドリバエも中流域では見かけない。
yoshizoさんはS字・ストレートへ、僕は中流域の最上部へ、な かさんは上流部へ別れてブルックを探しに行く。
昨年の二つの大型台風や今年の春の大雨は、湯川に多大な影響を与えているのだと思う。
かなり良くなってきていた梅花藻だったが、今年はことごとく土砂に埋まり、それは水棲昆虫に多くの影響を与えている。
モンカゲロウの不発、これほどモンカゲを見なかった年は近年に無い。
マルツツの大量流下も今年は無い。
全て流れてきた土砂に埋まり水棲昆虫の棲家、そしてブルックの隠れ場所を覆ってしまった。
珍しく中流域の最上部、しかし余り来た事が無いのでアプローチの場所が分からず、難儀する。
水流が流れ込んでいる所で今日3回目のライズを発見。
腹は減って居るんだろうな。
でもハッチしていないカゲロウやカディスを流しても、それは偽物とブルックはしっかり分かっているんだろう。
昼までに3人で一匹と言う悲惨さ。
昼用に持ってきたビールが苦く感じる。
上流部は釣り人沢山、やはりポイント難民に成っているとのこと。
青木橋に戻りながら考える。
何かは食ってる、食べたい意欲は有る、でも偽物は嫌だ。
ブルックはおチャッピーだけど偏食家だ、青木橋のベンチにムネアカオオアリが止まる。
やっと答えが見えた。
テレストリアルだ。
しかしアカハラアントのフライもライツロイヤルもリアルアントも肝心な時にフライBOXには無い。
かろうじてフォームアントが数個。
テラス上でやっとブルックに会えました。
コンデジで撮ってスマフォで撮る頃にはもう嫌ですとブルックは落ち着かない(笑)
ネットの中でのんびりとはして居てくれない。
何とも貴重な一匹でした。
photo by な か、さん
居そうな場所で何度か早合わせしすぎでスっぽ抜け。
かなり気持ちが焦っている。
アントに出る、ブナ虫フライだって出てくる。
しかし釣れない、技量不足だね。
イブニングに下流域。
ささ濁りの流れでは有るが、カディスやオドリバエが水面上を飛んでいる。
ライズが始まる、しまった立ち位置の目前でのライズ。
身動きできず、垂れ枝の下で何度か合せ損ない、最後は弾切れでデカ目のフライを寸前で見切られた。
断念。
19時納棹。
難しい季節に成りました。
mixiでのつぶやきその1
昨日の湯川の光景。
木道では軽やかな歓声といい匂い(なかさん曰く)をさせたカラフルな山ファッションの山ガール。
片や川のなかには苦渋に満ちた顔で酒臭い汗と下半身泥まみれの、一見川の中に立つ杭にしか見えないアースカラーのオヤジーズ。
誰か山ガールが釣りをしたくなるような爽やかさを振りまいて下さい。
mixiでのつぶやきその2
昨日の湯川の光景その2。何が釣れるんですか?の問いに「カワマス」と答えても、「はああ〜ん」と分かった様な分からない様な反応がほとんど。
なのでスマフォの画像を見せて、「岩魚の親戚ですけど、オレンジや赤の点が入っていて綺麗でしょ。」とか説明して時間潰してました。
いかに暇だったかと言う事ですね。
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