トム・モーガンのロッドで釣る
Tom Morganのrodとは言っても現在のTom Morgan Rodsmiths社の物ではない。
先日の湯川、使ったのはWinston社のロッド9ft#3。
ただし商品名は無い、前に「トム・モーガンのロッドを振る」と言う記事に紹介したのだが、
Tomさんの9F#3は、確かにどこかに出てくるということではありません。ただ、最初のグラファイトのカタログには出ていないロッドで、後から追加されたものです。ある意味、TMが彼の嗜好を表現したロッドだといってよいでしょう。あちこち改良を加え、ウッドスペイサーを使用した初期のロッドです。「最近のグラファイトは硬すぎる」という記述がありました。「オレのはそうじゃない」と言いたいのだと思います。味わってみて下さい。
トム・モーガンがカタログのラインナップには入れず、8f5inchの#3にトム・モーガンの嗜好分5inchが加わっている。
シリアルNOは23本、そのうちの8本目となる8/23がマーキングされている。
たった23本のみ生産されたトム・モーガンの嗜好のロッドなので、敢えてウインストンのロッドとは言わず、トム・モーガンのロッドと言う呼び方をさせてもらっている。
またトム・モーガン曰くキャストの飛距離=ガイドの広さではない、タイトなガイドの方がラインのブレが少なくなり飛距離を増すという。
実はこれは坂口さんよりの頂き物なのである。
頻繁にロッドを折っていた僕を見かねて、いいロッドを持ち、丁寧な釣りをしなさい、そうすればもっといい釣りが出来るからと渡された物なのである。
リールも色々あてがっては見たがしっくりしたのはこのHardyのブーグレ#3。
少し重めのリールの方がバランス良く振れるようです。
2006年11月に頂いてから湯川に行くときは必ず携行していましたが、その長さ故上流部では持て余し、中流域でのメインロッドにしていた。
午前中はカムパネラを持ち上流、その後使いたいロッドは増えて来たけど。
午後の中流域はウインストンの持ち替えて木道を歩く。
中流域でゆっくりキャストをし、ちょっと遠目のライズを狙うにはもってこいのロッドでした。
しかし2007年から今年まで、中流域でまともに釣れて居なかったのである。
行けなかった、台風があった、季節がマッチしてなかった、理由は様々。
行って釣れてもロッドとブルックの写真が撮れなかった事も有る。
そしてようやく6シーズン目の先日、この記念写真が撮れた。
湯川の中流域での釣りにこだわったのもこのロッドで釣りがしたいと言うのも一つの理由だった。
釣れましたよ、ようやく。
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