20120408の忍野
行ってきました今年3回目の忍野。
以前はあまり高速も使わなかったので近いとも感じませんでしたが、今日も高速使いで1時間10分、近いんですね。
以前は「釣りの日はラッキーストライク!」なんてやってましたけど、今日は久し振り。
予報では土曜寒く、日曜暖かいと出ていたので今日にしましたが、寒い一日でした。
着込んだのと日差しのおかげで寒さはあまり感じませんでしたが。
遅めの出発で着いたのが9時。
富士急裏もそうそう空いてなく、3番が空いているので入ります。
比較的早い時間にちびっ子のレインボー、瀬の中から飛びついた。
大きかろうと小さかろうと一匹は一匹。
一匹釣れると今日はイケソウと思います。
これが釣れないままイブに突入になると焦りばかりで、坊主か否かの戦いになります。
先週に続いて青空の忍野。
気温は低いのですが日差しが有るおかげで気持ちいい。
昼ごろにだらだらっとオオクマが出て瀬とたるみのの境からレインボー、綺麗な鰭でした。
続けて2匹出ますが、サイズがさっきのレインボーより大きくならないので撮影はなし。
気が付けば3時近くで、遅めのランチを摂りにリバーズエッジに。
今日はビーフカレー、腹が減ってて写真撮る前に食べちゃいました。
外で煙草を吸っていると、富士山がはっきり見える。
そうか~こんなにここから富士がよくみえるんだ~と感心する。
想えば忍野での釣り、晴れたという記憶が無くこの景色も知らずにいました。
小一時間休憩して、イブのポイントを探しに、珍しく忍野堰堤まで行ってみる。
波一つ立たない流れですこしキャストしてみるけど、釣れる気がまったくしない。
魚は溜まっているらしいとは聞いたものの、早々に諦める。
さらに堰堤の下も面白そうだなと散歩がてらに入渓点を探してみるけど、イブに入る場所では無さそう。
昨年の大水で堰堤からかなり落ちていて、それが生き延びていたら結構なモンスターになっているんじゃないかと思うが、ここは今度早い時間に入ることにしよう。
結局イブには富士急の2番に入る。
裏一が過去二回来てみてかなり調子がいいのが見えていたので、今日は裏一が空いたら金田一の瀬を渡渉するつもりで、ヒップウェーダーを履いて準備していた。
裏一に見たことが有る人がいるのだが、こっちはサングラスもしてないのでじっと見てれば気が付くかなと思ってみているのだけど反応がない。
あんまり顔見していてもいけないかなと思いそれ以降は何も働きかけなかったが、ライントラブルを起こして後ろを向いたときにパチリ。
ぶつぶつ言いながら独り何度も頷いたりしていた。
坂口さんでした。
後で聞いたら唄っていたらしい。
イブまで時間もあり、コカゲやらミッジやらキャストしてみるけど反応がまったく無し。
日没後はかなり冷え込んでただじっとしていると寒いので、出ないだろうと思いつつキャストを繰り返す。
あたりが暗くなり、突然ライズが始まったのが18時半。
水面にヒゲナガがポカッと現れ、鱒たちが追いかけ捕食するのが見える。
ヒゲナガのイブニングがはじまった、対岸では結構大きめのが釣れたようだ。
あらかじめヒゲナガフライを結んで有ったので、数投キャストしたのち、かなりの手ごたえが来た。
かなりの個体なのが暴れ具合で分かる。
瀬の中でやり取りして近くまで寄せたときラインブレイク。
万事休す。
おまけにパチッと切れたラインはロッドに複雑に絡んでお祭り状態。
コカゲ用にx7を結んでいたのが裏目に出た。
懸命にラインをほどいている間、どういうわけかヒゲナガは僕の足元の岸に這い上がろうと寄って来る。
そこに鱒がバコンバコンとライズ、つま先30CM先でライズの嵐。
焦れば焦るほどもつれはほどけず、ティペット引きちぎりリーダーにフライ直結して投げたときにはすでにあたりは静かになっていた。
時計を見れば6時45分。
声にならぬ溜息をついて見上げた空には、かけ始めた月と満点の星が有った。
帰り支度をし、R-138を通ると外気温は0℃。
寒さも忘れて熱くなった夜だった。
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