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2011/12/30

2回目の釣り納めーフィッシングフィールド中津川

釣り納めたはずでしたが、普段釣れない釣りばかりをしていると、偶に釣れたりしちゃうといけません。
いそいそ29日にも出陣。
午前中はまったりして昼から再びフィッシングフィールド中津川へ。
車で40分てのは有難い。
以前はシーズンオフはどこに行っても寒いのが嫌で菅釣りもあんまり行きませんでしたが、
ウエアの進化は有難いことで、ヒートテックの上下のアンダーウェアにフリースパンツにシャツにフリースジャケットにダウンウエアを着ちゃえば寒さ知らず。おまけにネックウォーマーにニット帽、寒さがストレスにならず楽しく釣りが出来る。
有難い時代になったものです。
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システムは前回に同じ。
ただリールはWF-4/5を巻いたラムソンLS-1とピンクのWF-4Fを巻いたL・R・Hのゴールデンライトウェイトを用意した。
L・R・Hの方はツインボールを付けての沈める釣り様に、ラムソンの方は遠目のライズ狙い。
沈めると今回も大きさは22~25cm位のが立て続けに出ます。

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途中で前回のよりはるかにデカイのが掛かりましたが、ツインボールごと引きちぎられました。
後で口先のフライを外そうと何度もジャンプを繰り返すのがいて、偶々僕の目の前でジャンプするのですが明らかに僕のフライが着いていました。60cmは有る岩魚かブラウンでした。

Ncm_0112
その後はドライフライに切り替える。
このロッドとリールの組み合わせ、いい感じでラインが伸びました。
狭い川よりちょっと川幅の有る川で使ってみたいですね。
ちょっと遠目のポイントでライズが取れるのでかなりワクワクしながらの釣りができました。

今回は燻製作りをしたいので、型のいいのを選んでキープ。
25~30cm位のが8匹キープできました。
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Ncm_0113帰ってから燻製の下ごしらえ。
我が家の燻製はにんにくと鷹の爪を刻んでビールと醤油の漬け汁にいれ、そこに鱒を浸けて一晩寝かせます。
翌日は朝から天日干し。
水分は良く拭き取ります。
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夕方にはいい感じに乾きました。

Ncm_0115_210年以上使っている燻製器。
家庭用コンロは今のは安全装置が付いているので、
カラ炊き状態なのですぐに火が止まっちゃうんですね。
何度も止まるのでカセッ卜コンロでの燻製となりました。
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いい色に仕上がりました。v(*^-^)v


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2011/12/28

2011年終業

軽く納会に出席して、本年度の業務が終了。
町田のとあるSCの内装監理室でオープンを見届け、
横浜のマンションの施工図を描いていたがそこで妻を見送り
新規物件の施工図を描き始めた、これは再来年まで続き責任あるポジション。

「へなちょこは
へなちょこなりに
悲しみを休む理由とせず
歯をくいしばって
なんとか頑張ったぞ。」
と報告しました。

生きる者は生きるために
歩き続けなければいけない。
立ち止まって居てはいけない事、
痛切に感じました。

電車通勤が始まって、読めずにいた「死に行く妻との旅路」の原作本をようやく完読出来た。
不用意に落涙することも有ったけど、読み終えた。
映画では描き切れて居なかった作者のその後が書かれていた。
慣れぬ肉体労働で体を壊すまで、必死になって働いた事。
寺で他人様の法要の末席に参加して自分の妻の冥福を祈り続けた事。
懸命にもがきつつも前へ向かっていました。

作者が残したかったのは妻の死に様、しかしそれは生き様の裏返し。
いかに死んでいったが書かれているけれど、いかに生きたかを残したかったんだと思う。
それは名も無く散った妻の生きた証を記し残さずにはいられなかったのではないか。
供養と言う気持ち、
そんな強い衝動があの手記へ、この本へと突き進めたのであろう。
赤裸々に自分の行動を書くのはよほどの勇気がなければ書けない。

甘く楽しい恋人時代が有って、夫婦となって子供が生まれ、男は夫から父になり、
女は妻から母となり、名前を忘れた女神たちの様になり、
○○ちゃんママと言う存在を嬉々として受け入れ、
子供の成長を見届け、再び夫婦に戻るか、別々の人生を選んだりと様々有る。

僕達は子育ての真っ最中でパパとママの途中だった。
まだまだ旅の途中だった。
3年前に病気が見つかった時もさらなる母性が発揮された。
今年になってようやく夫婦に戻り、
最後の入院の頃、出会った頃の二人に成った。
僕は妻の生きた証を残したいと思い、日記を書いた。
ただそれは妻が望んでいたことかと言えば、そうでは無いところが多分に有る。
名もなく散って逝く、世間に知られずとも、僕と娘の心の中にさえ遺して貰えればそれでいいときっと言うだろう。
僕が何かを書いてもそれは自己満足にしか過ぎない。
そうと分かっていても書かずには居られない自分が、
まだいる。


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グラデーション

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仕事先で見た夕暮れの風景。
一番星が輝く頃。
スカイツリーのシルエットが浮かび上がります。
色合いは違うのだけれど、こういうグラデーションを見るとどうしてもシンガポールスリリングを思い出す。
実際に飲んだのはシンガポールのホテルで2回、面白がって国内で数回だけなのですが。

来年の5月のスカイツリーのオープンはここで見る事になる。
希望の灯りとして自分を導いてくれたらなと思う。

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2011/12/25

フィッシングフィールド中津川で釣り納め

今年のクリスマスは祖父母がお祝い事を控えているので、娘への唯一のプレゼントは僕だけ。
クリスマスツリーも飾らずで、プレゼント無しではあんまりですからね。
今年は嵐の二宮くんの「山田太郎ものがたり」のDVDセット。
CDショップを探しても結構無くて、Amazonで見つけて今朝届きました。
DVDを手にした娘は、もはやカウチポテト状態。

で親父は近くの菅釣りのフィッシングフィールド中津川へ今年の釣り納めに向かいます。
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午前中は洗濯ざんまい。
午後になってからのお出掛けでしたが、道がやたらすいており30分ちょっとで到着。
今日のロッドは「パウエル SS 8645  8'6'' #4-5」、リールは「L・R・H」
午後2時からの3時間券(2000円)で入場、クリスマスに関わらずそこそこに人がいますね。
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ツインボールマーカーにクリオネみたいな菅釣り用のフライ。
マーカー下の長さが良かったのか、このサイズが立て続けに釣れました。
タバコを吸おうと口にくわえていたら、火を付ける暇が無いくらいに次のが釣れるような感じ。
現れたI魔人君が「パウエルのロッドはティップが重いから、ロールキャストの時はティップを水平から下げないようにしたほうがいいですよ。」と実践して見せてくれる。
いとも簡単にラインを出して見せてくれた。
どこかのロールキャストの講習でコツを掴んだらしく、さらに磨きが掛かってました、オソルベシ。
あんまり休む暇がないんで、ドライでも出ますよと言うので、ドライフライに、さらには#12という大きさ。
確かにドライに出ます。
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50cm位の岩魚がドライに出た。
そのあとももじっている所にフライを落とせば、出る。
ヒゲナガ投げたらそれにも出た。

あっという間に3時間経過。

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事務所に行くと怪しいフライの講習会。
ちょっと冷やかして来たが、本当に怪しいフライを巻いていた。

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帰りはR-412のシャトレーゼへ。
昨日のケーキは昨日のうちに無くなってしまったのでヨーグルトとプリンをお土産に買う。
中津川方面に来ると必ずここに寄っては何かしら買ってましたね。

ということで今年の一応の釣り納めでした。

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聖夜前夜

美味しい物食べて元気出そう。
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今日のクリスマス・イヴは妻が3年前に大手術で命を助けてもらった日。

大雪の福島へ家族旅行に行った日。

引越しの荷物の中、わずかなスペースでけーきを食べた日。

仙台の青葉区のイルミネーションを観た日。

横浜の港の夜景を見た日。

初めてクリスマスツリーを飾った日。

結婚式を挙げた教会でミサを聞いた日。

生まれたばかりの娘と一緒にツリーを前に記念写真を撮った日・・・・

思い出が沢山詰まっている日。

天国の妻へ
メリークリスマス。

僕たちは歩き続ける。

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2011/12/21

釣りオヤジたちの忘年会

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水曜日。
浅草・活魚「まぐろ人」にて釣り仲間の忘年会。
サカグチさんが発声でさむ丸太夫さん、MANI-HANAさん、フライマンさん、トーマスさん、kajiさん、GANAIさんと僕の計8名。
忘年会というより今年の反省会ですね。
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逸品のネギま鍋、はしで鍋の底をつつく位の旨さでした。

釣りの話より四方山話に花が咲き、山や山ガールの話や、じゃあ釣りガールはと言うのだが、「ありゃダメだね。釣りは釣りでも海だね」とか、日本犬の話や、多方向に向く。
「なんとかの」会とか、名目が付かないのがこの集まりのいいところだと思う。
肝心の釣りの話は、やはり解禁明けの震災とそれに伴う自粛ムードが有って、シーズン前半は出足が鈍かったこと。夏には二つの台風の影響で何処も水が多くて釣りにならない事が多くやはり出足が鈍い。
すなわちシーズンを通してあまりいい釣りが出来なかったのが今年のようです。

来年再来年、海外に行こうとか鬼が笑う話をしながら夜は更けるのです。


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2011/12/19

赤城フィッシングフィールドで釣り納め?

さて日曜。
土曜日は昼寝して、夜仮眠せずに群馬の赤城フィッシングフィールドへ。
何年振りだろう、8年振り位だろうか。
一応釣り納め?と言うことで、酔狂オヤジ5人で。
?が附くには今度は3連休も有るので、多分また行くじゃなかろうか。
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4時頃、カーナビを頼りになんとか到着。
DVDが古くて、圏央道が八王子まで来ているのを認識して居ないので近所で迷う。
一番乗りであったけど仮眠している間にかなり前に並ばれてしまった、つうか早く並んでもどこがいいポイントなのか分かって居ないのですが。
今回のロッド&リールは
【SONIK SK3 9ft #5/6】
元Hardyのスタッフがデザインしたロッドです。
UKで2008年のベストセラーでした。
長さ:9ft
3ピース
ライン用:#5/6
アクション:ミディアムファスト 
最高級の東レ・カーボンファイバー製ブランク(色は光沢のあるアクアグリーン)
ロゴ部分には耐久性とスタイルを兼ねた1Kカーボンの織目

これにHardyのパーフェクトを合わせた、来季の忍野用のタックル。
トラウトガムからスタート、ツインボールも初めて試して見たけれど、照り返す太陽の反射のなかでは白いボールは見えません。
朝一は低活性。
トラウトガムも絶対がつくほど釣れるアイテムではなかったな~。グリーンは反応有り、ピンクは全然ダメ。
エッグ、もう時期的に遅いんだろうか。

午前中は風花も舞う寒さ。ロッドのガイドが氷ります。
でも思っていたほど赤城のからっ風に吹かれた感じでは無く、完全無欠に防寒対策をして来たので震え上がるほどの寒さではなかった。
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猫好きの人は猫もわかるんでしょうね。
morioさんとチンチラ、いい感じの親子的な絵になりました。
さてお昼。
インターを降りてコンビニが目に入らず、買い損ね。
中さん、奪山さんからオニギリ一個ずつ売ってもらう。ありがとうございます。
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朝の早かったルアーマン達は昼でほとんどが帰っちゃいます。
午後からも苦戦。
ミッジに出た、後が続かない。
マラブー、あんまり良くない。
白マラブーの小さいのでサイトフィッシング。
空いている口の中に無理無理放り込んだ。之は忍野で使えそう。
精悍な顔立ちをレインボー、魚体もなかなか綺麗でヒレがしゃんとしていた45cm。
画像がありますが、持ち帰ってまな板に乗せた状態じゃあね。
ムニエルにして美味しく頂きました。
結局5匹持ち帰ってカレー味のフリッターにムニエルと3匹頂きました。
ツ抜け出来ずに終了。
ツインボールは色を付けた方がいいと思ったのと、立ち放しのポンドの釣りは腰に負担が掛かりすぎ、やはり苦手だったなと。
湖で立ちこみはちょっと無理かな。
WETフライは全く空振り。
ロッドはもう少し張りが欲しいかな。

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2011/12/17

老朋友

先週の水曜日は役所に行ったり荷物を受け取ったり、修理に出していたノートブックの引き取り。
それから娘の保護者面談。
夜は御徒町の新東洋と言う台北料理の店デ航行時代のラグビー部の後輩諸氏と飲み会。
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アメ横のへそなんだそう。
ジーパン屋の2階に有るが、初めて行くにはかなり勇気のいる店です。
ここも10年以上は来ていると思うのだけど何年なのかは定かで無い。
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で、こんな感じの料理をつまみに毎度お馴染みの紹興酒。
これまた何本空いたかは定かでない。
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4人とも一年下の後輩君。
なんらかんら言って35年の付き合いになる、いい感じに歳を取った。
最終電車を乗り継ぎ、深夜バスに乗り、タクシーでようやく帰宅。

金曜日は
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久し振りにチンチン電車に乗って、ラグビー部監督の店「ラ・パス」でラグビーチームのメンバーと飲む。
都電は子供の頃にタイムスリップ出来る嬉しいアイテムで
この時代に逆行したスピード感に癒されます。

よく飲んだ。

ここでは結局3時頃まで飲んで、気分的に浮き沈みが激しかったので仮眠しても寝付けないので始発で帰途に。

「推して知るべし」

肝に銘じよう。

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土曜日は食料品の買出し。
ポインセチアとシクラメンが可愛かったので購入、これで1050円なり。
かなり安いです。
霊前に飾ります。

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2011/12/14

PーNote

なるノートを娘と付け始めたのは約一ヶ月前。
PーNoteのPは
POSITIVEのP。

くよくよしたり、嘆き悲しんでばかりいるんじゃ無くて
とにかく前向き・上向きなことを二人して書こうじゃないか。
一番の供養は娘と僕が元気に明るく過ごしているよと報告することだね、と二人で話し合った。

寂しいときもあるさ。
悲しいときだって有って当たり前。
そんなときは我慢しない泣けばいい。

ただね、どんなに辛くてもしっかり前を向いていた妻であり母だった人に
笑顔を届けよう、頑張ってるよといってあげよう。

無理はしません。
感情を堪えて堪えて無理して笑顔は作らなくてもいい。
あくまでも自然体でね。

その中の一節。

ラグビーやってて良かったこと。
どんなキラーパスを貰っても、そのパスから逃げないこと。
お姫様だっこで3階まで歩けたこと。
とりあえずは前へ走るしか考えてないこと。
辛いときに駆けつけてくれる仲間が居ること。

フライをやってて良かったこと。
釣りをしているときは他のこと何も考えていないこと。
道具いじくってりゃ気も紛れること。
あれが欲しいだのこれが買いたいだの、その為の軍資金を稼ごうと思えること。
もしフライフィッシングをしていなかったら、悲しみに耐えられなかったkとだろう。

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2011/12/10

酔いたいで候う


昔、行きつけのショットバーと言うのが有った。
4~5年かもっと前か、駅前の再開発の波に呑まれてその店は今はもう無い。
二十歳過ぎからの過去20数年の思い出がそこには有った。

もし、その店がまだ有ったなら、前後不覚の酩酊になるくらいバーボンを飲み続けたと思う。
独り身ならそれも可能だけれど、娘を放ったらかしと言う訳にもいかず、それは出来ない。

家にもバーボンは置いてあるがほとんど口にしていない。
今の気持ちで酒を飲めばアル中になるくらい飲んでしまうと思うので手を出さないことにしている。

月末になると月命日の4日までの間はどうにもならない寂しさが襲ってくる。
声も出せないくらいに打ちのめされる。
気絶しそうな感情をじっと堪える。


先週、おそらく最後であろう弔問の方のご訪問が有った。
妻が結婚した頃に勤めていた会社の同僚のお二方でした。

僕たちが再会した頃の妻の様子を聞かせてもらいました。
「運命」を感じたそうです。
再会出来たことを本当に喜んでいたと。

愛されていました。

いつも120%から150%の全力投球だったね。
いつも彼女の笑顔に励まされていたと。
これは家に訪れてくれた方々の共通な言葉でした。

もう少し手抜きが出来る人だったらなと思う。
生き急いだ感が残る。

ゆっくり歳月を過ごしてくれたらなとつくづく思います。

5回目の月命日。
季節は冬になりました。


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