湯川の禁漁区が来期から増える!?
全国内水面漁業協同組合連合会日光支所のHPに以下の記事が掲示されました。
【湯川の禁漁区について】
平成22年は、これまでと同じ区間(湯滝下~泉門池、背中合せベンチ~温泉パイプ)で釣りができますが、23年から新たに禁漁区が増えます。新たに禁漁になるのは、赤沼の橋からヤツモモウラの区間です。ここで釣りができるのは今年が最後です。湯川の禁漁区が拡大されることについては、改めてお知らせいたします。
今の所この書き込みだけが有るだけで、こうなった経緯等の発表は有りません。
自分が写っていて最も好きな画像。
シーズン初期と8月のヒゲナガの時期は上流部での釣りに成りますが、その他の季節はこの中流部での釣りが好きです。
湯川のゆるゆるとしたフラットな水面で、手強いブルックトラウトに対峙し、一人フライを熟考し、聞こえて来るのはカッコウの鳴き声と湯川の絶えることのないせせらぎ。ふと感じる動物の視線。
その一瞬は仲間と来ていようがいまいが、この川で今釣りをしているのは自分ひとりじゃないかと錯覚に陥ります。
至高な時。
嫌なこと辛いことを忘れ、頭の中が空っぽに成る貴重な時間。
赤沼茶屋の駐車場に車を止め、赤沼からエントリーして脇の小さな流れを見ながら今日一日の釣りがどんなに楽しいものか考えながら湯川に向かう。
木道を歩きながら、仲間を見つけて今日の様子を聞いたり、しばらく仲間の釣りを眺めたり、時折ライズするブルックトラウトに心踊らせ、「それじゃ、やらせてもらうよ」と釣り始めたり、そんな楽しい時間を共有できる貴重な区間が、来期禁漁区となる赤沼-ヤツモモウラなのである。
湯川が湯川らしい顔を見せる、最たる場所なのである。
この区間が禁漁となれば湯川の魅力は半減します、いやそれ以上かも知れません。
様様な機関の力関係の上で微妙なバランスを保って、湯川での釣りが出来ていました。
それ故釣り人もそれをわきまえ、ゴミなど出さず、湯川を愛しフィールドを大切にしてきたと思います。
今その力関係のバランスが崩れ、釣り人にとって嫌な方に傾いたようです。
いずれにしても、この決定がどのような経緯でこうなったかは知りたい所で有ります。
今後禁漁区拡大の反対に関しての署名運動や嘆願書などが有れば、積極的に参加したいと思っています。
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