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2009/08/07

『タックルマン』石塚武生氏が逝ってしまった

ラグビー元全日本の身長170センチ、体重75キロと小柄なフランカーながら、果敢にタックルに向かう姿から「タックルマン」の愛称で親しまれた石塚武生さんが亡くなってしまった
突然死症候群のため茨城県土浦市内の自宅で亡くなった。57歳だった。との事。


僕がラグビーを始めた頃、170cmの小さい体をものともせず、巨漢の膝元に鋭いタックルをする石塚氏は、最も憧れの選手でした。
初めてTVで早稲田-慶應の試合を見て、周りと比べてもひと際小さい選手でしたが、楕円球持つ味方の選手の必ず後ろに位置し、先頭切っていく鋭いタックルをする選手を見て、高校に入ったらラグビーをしてみたいと思わせてくれたのが石塚選手でした。
TVを見終わって急いで書店へ走り、初めてラグマガを買いに行ったのを思い出します。

史上最強と言われたレッドドラゴン・ウェールズとの試合で快足ウィングのJ・J・ウィリアムをゴール寸前でライン外に押し出したタックルは今でも多くのラグビーファンに語り続けられている名シーンです。

ストィックなまでの自己管理とラグビーにかける情熱の高さでは右に出る人はいないんじゃないでしょうか。
世界に通じる大型化と称して小型の石塚選手が外されてしまったことも有りましたが、そのタックルセンスに磨きをかけ、再度全日本に復帰しています。
また骨折で入院生活を余儀なくされたときも、壁にチャールズ・ブロンソンのポスターを貼り、足が動かせないなら上半身を鍛えていたと言うエピソードもあります。

3年前に常総学院の監督に就任、熱い指導者ぶりも聞こえていました。教え子の花園への指導をしていた夢途中で亡くなってしまった。

故人のご冥福を心からお祈りいたします。

仲間の多くも憧れの選手でした、近々皆で献杯しようと連絡が入りました。

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