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2009.07.02

My Soul Songs-Vol.1-

今からちょうど30年前、僕はバイトに明け暮れた学生だった。
当時良く行っていた近所の喫茶店に「MyWay」と言うのが有って、その伝で一つのアルバイトを紹介してもらう。
加藤登紀子さんの所属する揆楽舎という事務所の仕事でPAと言うコンサート用の資材を会場に運び込みセッティングの手伝いをすると言うものでした。
その加藤さんと河島英五さんのジョイントコンサートが渋谷のNHKホールで行われた。
資材係は舞台の袖でそのコンサートを見ることが出来、その興奮は全身総毛立つ想いで、まばゆいスポットライトの中のお二人の姿は今でもまぶたに焼き付いています。
コンサートが終わりスタッフ総出の打ち上げ、僕らPA5~6人もその末席に呼んでいただいた。
実際カウンターの端っこで小さくなっていました。
加藤さんと河島さんはスタッフ一人一人をねぎらい、僕らのところまでやってきてくれました。
「今日はご苦労さまでした、重い機材大変だったでしょう」と肩をポンポンと叩き、手を差し伸べてくれたのが河島英五さんでした。
アーミージャケットに破けたジーンズ、おんなじ様な格好をしていたのですが、格好良さではぜんぜん適わなかったなと思います。
握ったその手の温もり、その手の厚み、スケールの大きさを肌で感じた19歳の秋でした。
同じ場所で酒が飲めた(未成年でしたがね。)素晴らしい思い出です。

「いいじゃないですか。オヤジで。無理して格好つけると、逆に時代に流されてしまう。自分に何が似合うかを見極めなくてはいけませんよ」

英五さんの『時代遅れ』は僕のカラオケでの定番です。

英五さんの8年前の訃報はやはりショックでした。
あのときの彼から僕は一つ上まりました。

ただ最近、ふと気づくとこの歌を歌っています。
河島英五『生きてりゃいいさ』
いろんなことが有って、しみじみこの歌の良さが身に染みています。
生きてりゃいいさと、生きていることが大切なんだよ。
辛かろうが・・・である。

もう一つの歌。
これはちょうど10年前。
当時勤めていた会社の社長との軋轢に嫌気が差していた頃でした。
妻と二人で見に行った日本武道館でのコンサート。
今井美樹さんがこの歌を歌い始め、その途中から涙がこぼれっぱなし。
その涙の熱いこと。
のどの奥につかえていたものが取れるそんな想いで彼女の歌を聴いた。
自分はどうすればいいのか、背中を押してくれる歌となりました。
このコンサートの数日後、妻の妊娠を知るのでした。

今井美樹『Piece of my wish』

一人で稼業しているとほんとにシンドイ時もあるのですが、この曲を聴いて元気をもらっています。

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