
TVですが・・・・。
ラグビーの大学選手権の決勝。
早稲田VS慶応、前半は慶応必死のディフェンスで早稲田の突進をよく止めていたのですが、後半は2本目のトライから早稲田がペースを掴んで力でねじ伏せて2年ぶりの優勝。
この試合を見ていて、ふと33年前のことを思い出していました。
高校受験の前の正月の大学選手権、くしくも同じカード。
TVでは有ったが、ラグビーと言うものに初めて触れた瞬間でした。
脳震盪を起こし、「魔法の水」を掛けられ、何事も無いようにグランドへ帰っていく選手を見て、身震いした。
「なんだこれは?」強い衝撃を受けた。
翌日ラグマガを買いに行き、それ以来ラグビーの虜になって行くのですが・・・。
あの頃のラグビーを知る者にとって、今の早稲田のFWのデカさに違和感を覚える人も多いのではないかな。
今日の早稲田が当時に明治であり、慶応が早稲田だった感じがします。
早い展開に持ち込み、低いタックルに、揺さぶって揺さぶって、相手FWの足を止めさせてバックスでの勝負。
今日の慶応が 狙っていた戦術は当時の早稲田のそれだった。
当時の明治は力任せに前への一点張りでしたが、今日の早稲田はデカイFWがきっちり出ディフェンスまでしてしまうし、緻密に固まって前へ出てくるので、慶応としては為すすべなかった後半でした。
今日の試合、見ていて面白かったのは、後半の後半、慶応が必死に点を取りに行くくシーンくらいでした。1ラグビーファンとしての見解では有りますが。
ラグビーを始めて32年、去年初めて全くラグビーボールに触らないと言う年でした。
離れて傍観していると、なんとなくむずむずしてくるのが分かった。
正月に中学生相手にグランドを走ってみて、思ったのはラグビーって楽しいじゃんと言うこと。
今年はもう少しグランドにも行こうと思っています。
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