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2007.12.29

ヒゲナガとモンカゲ

いよいよ2007年も残り僅か。
今年の釣りシーンを振り返ってみれば、平たい渓での釣行がほとんどでした。
湯川に6日、忍野に3日、箒川、余笹川、中津川が各一日とこれでもう全てに近い。
フリーストーンの峪は皆無に等しい。
タイトルに有るように今年の釣行シーンで印象に残ったのが、このヒゲナガとモンカゲでした。

60706091023月の奥日光・湯川での集まり。
前日は雨宿りをしても梢の葉っぱが全く当てにならない大雨で、心がポッキリ折れて早上がり。
その翌日も午前から夕方近くまで雨が続いた。
小田代橋下でロッドを構えていると、胸元に一匹の虫が飛びつく。
見ればヒゲナガ。
そっとつまみ、ヒゲナガが出ていると感激、嬉しくもなる。
まぁそのままリリースすれば虫にも優しいFFMとなるんだろうけど、川面に落としてみる。
せっかく空中浮遊していたヒゲナガにとってはたまったものではない。
必死・・・慌てふためいてと言うほうがいいかも知れない様相で上流に向かって、水面を走りだす。
いつもフラッタリングと称してあいまいな引き方では無い。
流れに逆らい、モーターボートのような勢いで上流の小田代橋の橋げたに一直線に走る。
途中、ブルックの2回に渡るライズをかろうじてかわし、橋げたを通り越して対岸の護岸の石に飛びつく。
人間だったら、荒々しい呼吸を整えるべく大きな息をついている事だろう。
濡れた羽を乾かす間も無くヒゲナガは空中に飛び立って行った。
もうそこで決まり。
フライBOXに残っていた僅か2本のヒゲナガフライのうちの一つをつまみ上げ、ティペットに結ぶ。
橋下をサイドキャストで更に上流へキャスト。
着水して20cmも流れないうちにまず一匹目がフライに食い付く。
それまでの渋さが嘘のような状況に変わりました。
対岸のさっきヒゲナガが泳ぎ着いたところでも一匹、先ほどのよりもいい型。
その後小滝で、時間を忘れての釣りになるのであった。
Yukawa07061015_1

ヒゲナガ・・・

水上を走るその速度は片手でストップ&ゴーと言うスピードではなく、シーバス釣りのときのバチ引きみたいにロッドを脇に挟んで両手で変わる変わる休み無く引く方法でないといけないなと、気付きました。
ヒゲナガでの昂奮忘れがたく、ヒゲナガフライを100本巻くというこのオフになりました。


070209
モンカゲは忍野での釣り。
鐘ヶ淵堰堤の流れ出しの下、温泉裏。
産卵のために水面1m上を飛ぶモンカゲロウ(細かい同定は出来ませんから・・・)。
様子を伺いながら、水面に産卵と言う寸前に確実に下から躍り上がる鱒に捕食されていました。
十中八九ではなく例外も無く、十のうち十回とも確実に鱒の餌になっていた。
魚は近眼とか言われていますが、彼らは水中から性格にモンカゲの動きを観察し、モンカゲがタイミングを見計らい、急降下していざ産卵と言うところにがぼっと出てくる。
9月過ぎのシーズン最後のほうで中を舞うモンカゲはさほど多くなく、たまに飛んできては捕食され、次に飛んできてはまた確実に捕食されるの繰り返し。
釣りをするより、モンカゲが食べられる姿に見とれて時間を忘れます。
でたった一つのモンカゲもどきフライをやはり結び直してキャスト。
フライの不出来も手伝って、むなしく流れ切るばかり、無視され放し。
完敗を喫する。
モンカゲフライ、軽くふわふわと宙を舞うようなフライを作れないものか試行錯誤の繰り返し。
なかなか納得のいくフライにたどり着けてません。

先日久しぶりに読み直した芦澤さんの著書の中に、コンディションのいい鱒は生きた虫しか食べないんだと地元のガイド氏に言われたという記述がありました。
活きのいい虫。
活きがよく見えるフライ。
このテーマはまだまだ答えの見えない宿題で有ります。


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