今日の作業は中止です。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
『東京には空がない
智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る』
高村光太郎の「智恵子抄」の中の有名な詩ですが・・・
今日は午前中は曇り。
景色を見てもカメラを向ける気になれず、
画像は金曜日の風景、東京上空に覆いかぶさっている灰色の雲。
聞けばスモッグだそうです。
180度のパノラマ、どこを見てもこの厚い灰色の雲が見えました。
子供の頃、高度成長の高いつけを払わされた街々の光景。
汚れてメタンをブツブツとその底から発する廃水路と化した川。
ありとあらゆる物が捨てられていて、自転車や冷蔵庫などまで有った。
誤って落ちた野良犬はその汚泥に足を取られ、いつしか動かなくなっていた。
光化学スモッグ注意報が発令され、そのサイレンを何度も聞いた。
家の近所の蓮田や養魚池はゴミ捨て場となり、ゴミで一杯になったその土地はたいした地固めせず、いつの間にか住宅地と代わっていた。
潮干狩りが出来た海は、立ち入り禁止になってどんどんその海岸線を遠くに押しやっていった。
行徳や浦安も同じように潮干狩りもはぜ釣りも出来ない埋立地になっていった。
それが昭和40年代。
日本のあちらこちらで公害による病気が発生したのもこの頃。
誰もが豊かさを求めて、平気で自然破壊をしていた頃。
この頃にはそんな自然破壊とか言う言葉すら誰からも発せられなかったような気がする。
チクロやサッカリンが平気に食品添加物として使われた時代。
う~~ん、灰色のスモッグを見て、自分の子供時代の様子をつい思い出してしまった日でした。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
昨年11月にさかぐち氏より託されたトム・モーガンの9f#3のグラファイト。
ウィンストンがサンフランシスコからモンタナに引っ越した直後に作られたもので、トム・モーガンが開発したブランク&ロッドで、彼の評価を高めたロッドといわれますという物。
mixiでちょうどfreeasyさんがトム・モーガン氏の掲示板での書き込みを見つけ、さかぐちさんが翻訳してくれたものを読み終えた。
その長編翻訳に多いに刺激されて、ようやく頂いたロッドでキャスティングの練習を始めました。
お宝として持っていては、なんに意味も為さない。
飾り物ではない、道具なのだからがんがん使ってくれと言われていました。
作り手のロッドに対する思い入れ・釣りそのものへの愛着心がひしひしとその翻訳によって伝わってきて、自分の解禁に間に合うよう、ロッドの癖とかしっかり身に付けたいと思いましたね。
本当は使い古したリールを使うのもなんなのですが、結局F・A・I・SにWFの#3を巻いた。
(本当はハーディーとかね、使いたかったのですが・・・今はそんな予算有りません)
さかぐちさんの長編翻訳ののなかに出てくる、ラインナップの中に手元にある9f#3はありませんでした。
僕の質問に対しての答え-さかぐちさんのコメント引用-
Tomさんの9F#3は、確かにどこかに出てくるということではありません。ただ、最初のグラファイトのカタログには出ていないロッドで、後から追加されたものです。ある意味、TMが彼の嗜好を表現したロッドだといってよいでしょう。あちこち改良を加え、ウッドスペイサーを使用した初期のロッドです。「最近のグラファイトは硬すぎる」という記述がありました。「オレのはそうじゃない」と言いたいのだと思います。味わってみて下さい。
トム・モーガンがカタログのラインナップには入れず、8f5inchの#3にトム・モーガンの嗜好分5inchが加わっている。
シリアルNOは23本、そのうちの8本目となる8/23がマーキングされている。
ラインを通さない状態のこのロッドは、さもするとベナンベナンの印象すらあります。
振ってみるとスネークのようにクニャクニャした感じを受けます。
がラインを通すとその印象が180度変わったものになります。
文才が無いので美味く表現できないのですが、スターウォーズのライトシェーバーが騎士により一本の刀と為す・・・一本しんが通るようなそんな感じ。
渓流では最近7f前後のロッドを振っている僕には、9fは長く感じてしまうかと思いましたが、持ち重りのしないこのロッドはその長さを感じさせませんでした。
バランスのよさが有るのでしょうか、振ってみると非常に振り易い。
指定されている#3がぴったりだと、#3~4兼用ではなく、JUST#3なのだと言うことに気付きます。
リールからラインを引き出し、ラインに軌跡を見るために体を横にしてバックキャスト。
素直にラインがついてきます。
聞いていたのはtんションガかかってからワンテンポもしくは0.5テンポしてフォワードへでした。
ループが後に飛び、ロッドにテンションが掛かってから一溜め、その一溜めで次のフォワードではラインがしゅるしゅると前へ飛び出したがっている、それを抑えてバック、フォワードと繰り返します。
「い~ち・チョン、にぃチョン、ぐらいの感じ」
何度か感触を掴むためにその繰り返し。
ロッドのしなやかさと言うのを実感できたのは、今までで初めてのことでした。
ラインが乗るとロッド全体ガむちのようにしなる、ロッドとラインにエイかくな角度がつかない。
そのしなりを感じつつフォワードすると、シュルシュルとラインが伸びて行きます。
通常のスタイルに戻してさらに延々と2時間振り続けました。
自分なりに感じたのは、非常に素直なロッドだと言うこと。
きちんと自分の腕が振れていれば、綺麗なループを描くことが出来ます。
ただし、自分の腕の振りに乱れが出て、ロッドで描く扇形に面ブレが出ると、ラインは失速し、ヨレヨレになります。
もっとも使うレンジの15~20ヤードがコントロールし易い。
トム・モーガン曰くキャストの飛距離=ガイドの広さではない、タイトなガイドの方がラインのブレが少なくなり飛距離を増すという言葉にもそっくりうなづけるのでした。
いいロッドです。
きちんとキャストすればきちんと飛ぶ、その素直さはきちんと振らなければ飛ばないよという事です。
一投一投、丁寧なキャストをすればそれに答えてくれるロッドと感じました。
コレを持って湯川再デビューするのが楽しみに成りました。
自由自在にあやつれるように成るにはまだまだ時間がかかります。
キャス練に励みます。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
趣味としているフライフィッシング。
いつもなら新年早々に今年の展望なりを書いていますが、今年はいたって遅め。
2月長良川が解禁してもきっと行くことはないでしょうし、エンジンが掛かるのも3月半ばごろになるでしょう。
去年は「もっと大きく、もっと多く」と目標を掲げていましたが、結果は置かれた状況に耐えかねて釣り場に逃げ出したと言うような感じで釣りに行くのがやっとの状態でした。
今年目標は一回の釣行で記憶に残るシーンを一つ作りたい。
昨年初めて数釣りが出来た湯川。
上流でブライド狙いのニンフで数を上げるより、青木橋の下流のライズが取れたほうが記憶に残る一匹となった。
あの落ち込みで何度か流してようやく出た一匹とか。
難しい対岸のスポットに理想的なキャスティング、狙ったラインにフライが流れそこだっと言うところでトラウトが出てくるようなそんな釣り。
記憶に残るのは、川をじっくり眺めることが出来たときなんだなと、あらためて思います。
魚がいる、しかもライズをしている。
幸いまだまだ魚にはこちらの存在が気付かれていない。
そんな時目を凝らす、何を食べているんだろう?水面か水面直下か?
廻りを見る、何が飛んでいるんだろう。
自分で考え判断し、セレクトしたフライをティペットに結ぶ。
魚に気付かれず、自分の得意とする距離まで近づく。
キャストに失敗は許されないぞと丁寧なプレゼンテーション。
フライが着水。
そうココで、出て来いと願っている、まさにそのポイントで魚が出る。
フッキング。
慎重かつスピーディーに引き寄せランディング。
そしてネットの中の魚を見てにっこりとするだろう。
数ではない、大きさではない。
自分自信が納得できるシーンが有れば、その日の釣行は記憶に残るいい一日となる。
今年はそんな釣りがしたい。
ココまで出来る正確なキャスティングと、鱒に疑問を持たせないフライを作らないといけない課題は残っていますが。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
今日は風が強く、東京上空の汚れた空気も吹き飛ばされているようです。
タイトルの一年。
長年住み慣れた江戸川を離れて、引越しを決意して、今の家を見に行ったのがちょうど一年前。
妻娘が今の僕の部屋で窓からの眺めを見て、ここならパパも景色が見えるから、いい息抜きになるよね、と見つけてきた物件でした。
娘の小学校入学にタイミングを合わせて引越ししたわけですが。
この一年、自宅で仕事をしたのはほんの僅か。
たった一年前名のですが、何年も経ってしまったような気がします。
長い一年だったし、いろいろな経験をした一年でもありました。
逆にいえば数年分の苦労を家族に掛けてしまった、そんな一年。
今年はいい年にしたい。
キャンプにも行きたい、温泉だって行きたい、釣りもしたい、ラグビーもしたい、そんな年。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
土曜の夜から参加の07へぼへぼ会新年会。
場所は東大芦川ほとりの囲炉裏の有る古民家「香楽荘」。
大芦の釣り場ポイントの紅葉が有名の橋のそば。
幹事のくろやんやyasuさんKomさん、要さんdadlifeさんたちは土曜の午前中でレイクウッドでの釣りを切り上げ、竹を切って酒器作りやら料理の下ごしらえをして下さったようです。
そのおかげで夜は、豪勢な炉辺焼き屋の開店(笑)。
かっぽれ酒と骨酒飲んでハイテンション・・・大爆走。
これからのイベントの事やら、モンゴルの話しを肴に多いに盛り上がります。
結局寝たのは3時近く、布団に倒れこみピクリとも動かず撃沈。
布団ではかなり寒かったようですが、そんなことも気にならない爆睡でした。
味の有るストーブ。
囲炉裏に車座に座り、仲間とわいわいやるのって、いいですね。
囲炉裏のちろちろ燃える小さな火・・・心和みます。
写真は無いのですが大久さんにもようやく会う事が出来て大満足。
7時に周りの賑やかさに起床。
すでに朝食の準備は整っていて、少々前日の酒が頭の芯に残っていますが、昨日の鍋のいい出汁でうどん2杯。
これまた美味。
寒さも吹き飛ぶ暖かさ。
東大芦の清き流れは冬枯れすることなく、程よい水量。
今年は解禁からこちらに来たいなと思うのでした。
のんびりとレイクウッドに向かいます。
土曜に散々攻め立てられ、ゴールデンタイムも当に過ぎた10時からの釣り。
廻りでもあまり歓声が上がらず、魚信は無し。
激シブの状態。
当人も軽い二日酔いで集中力、全然無し。
大体、管釣り用のショットとマーカーの入ったケースを忘れてきました。
2時間やってみましたが、ギブアップ。
よって今年の初釣りは「ボ」。
心配ありげな年明けとなりました。
楽しい宴の準備をしていただいたすばらしき仲間に感謝・多謝。
遠路遊びに行った甲斐がありました。
また今年も遊んでください。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
2000年、我が家では牛乳は雪印だった。
あの事件が有って、一時このブランドの製品を買い控えた。
信頼していただけに、お灸をすえる位の気持ちだったのだが・・・。
その後牛肉偽装事件など発覚、グループの解体・再編を余儀なくされる結果となった。
今回の不二家。
食品製造業への消費者の目が厳しくなっている昨今、雪印の教訓が生かされてなかったのは誠に残念なことで有ります。
実は我が家、妻は40年近くの大のペコちゃんファン。
ペコちゃんグッズには眼がなくて、限定品や季節物など家の至るところにペコちゃんグッズが有る。
娘も生まれてから7年、不二家レストランで誕生日パーティーをしてもらうのを楽しみにしている。
何を隠そう僕自身、ペコちゃんマグカップなるものをもっていたりする(とある時代の物なので実家に置きっぱなしではあるが)
こうして愛され続けているペコちゃん、泣いていますよ。
50年以上愛されている自社のキャラクターに自社によって泥を塗る今回の事件。
泣くに泣けないんじゃないでしょうか。
安全面の強化、衛生管理など多くの問題がある。
今回の事件大いに反省をしてもらいたい。
いっそのこと新聞広告全面使って、社長以下取締り役員が全員揃って頭を下げて、今回の不祥事のお詫びするくらいの事をしてでも、消費者に頭を下げるべきだと思います。
そのくらい徹底的あやまる、許しを乞う。
不二家に第二の雪印になって欲しくないと切なる家人の願いを代弁。
(あっ当方決して不二家の社員でもなければ関係者でもありません)
| 固定リンク
| トラックバック (0)
くたくたに使い込んでなめし革のようになったベルト。
いい匂いがするようになったスニーカー。
よれよれに成って肘が抜けたセーター。
袖口がぼろぼろになったダーバンのコート。
時代遅れのデザインで肩パットも入っていないアーガイルクラブのフライベスト。
20年前のL・L・Beenのフィールドコート。
メンズ・ビギのスーツ。
30年前初めて買った穴の開いたラグビースパイク。
ぼろ切れのようになった歴代のチームの試合用ジャージ。
ロング丈のウールの重いコート。
前に世話になった会社の制服。
使わないドラフター(製図版)。
折れてグリップだけのフライロッド。
などなど。
捨てたらと言われても、自分にとっては思い出の数々。
なかなか捨てられないんですよ。
数年前手元にあったハンティングワールドのショルダーバッグ。
街で使うにはあまりにボロボロだったので、フィッシングバッグに使おうと思っていましたが。
いつの間にかゴミに出ていました。
あの時はショックだったな~~。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
仕事始めから早3日。
まだまだ年末にひいた風邪も治らず、エンジン全開にもまだまだ遠いです。
昨日は自治会の子供倶楽部のお餅つき。
お手伝いに参加しましたが、始めに飛ばしたので5臼目にすでに筋肉痛・・・。
搗き立てのお餅に雑煮とかなり戴きました。
夜は七草粥。
七草粥食べながら、戴いたお餅を絡み餅にしてまたたらふく・・・ってどうなんでしょう(笑)
正月で疲れた胃を休めるべくなのですが・・・。
同じく本日も筋肉痛。
右腕パンパン。
廻りのビルを眺めてみますが、まだまだ灯りの点いているフロアが少ない・・・というかほとんど真っ暗です。
廻りの景色は朝一に上の方に行かなかったので、昼過ぎの景色は・・・いまいち。
いつもとは違う東の方向。
懐かしの舞浜のホテル群から幕張メッセ、遠くには木更津方面まで見えます。
海が見えるのはいいもんです。
東京湾に大型タンカーの姿も見えます。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
丹沢が泣いている:/4ヤマビルの勢力分布/神奈川
うひゃ~なNEWSです。
東丹沢の一部でしか生息してなかった山ビル、それが西丹沢まで広がっているという。
「山が荒れて餌を失ったシカなどの動物がヒルを身につけたまま里山に下りてくるようになった。」
里山が手入れされず落ち葉が堆積、ヒルの住みやすい環境に成っている所に、鹿などがヒルを大量に運ぶ、という悪循環らしい。
せっかく神奈川に越してきたので丹沢というフィールドを楽しもうと思っているのですが。
大井川源流の栗代川で思いっきりヒルの恐怖を味わっているので、ハッキリ言ってヒルには増えて欲しくないです。
プレデターのように人の熱を感知、3人で歩いていると最初の人を感知したヒルは木の葉の上からポトリと落ちてきます。
二番目三番目の人に直接くっつくか、地面に落ちて靴にしがみつくようにつく。
くっついてしまえばとにかくズリ上がり、隙間を見つけては衣服の下や靴の中に入り込む、肌に食いつけば吸血口を回転させて離れないようにする。
なおかつ血が凝固しない成分を出して、吸えるだけ吸う。
引っ張ったくらいじゃ取れなくてライターであぶってようやくむしり取らないと取れない。
山道の途中で疲れて休んでいると、こちらの吐く炭素を嗅ぎ付けて四方八方から頭をもたげて首を振りながらしゃくとりむしのような動きで近づいてきます。
それが一匹じゃないので、落ち葉の上をがさがさと音が立ちます。
ざわざわと地面が動き、目を凝らすと小さな虫が動いている。
キョーフです。
凍りつきます。
疲れた体もしゃきっとしてその場から逃げ出したくなります。
丹沢・・・そんな山になって欲しくないです。
昨日この記事をUPしたつもりでいたら、し忘れていたようです。
丹沢方面に出掛けようと思っていましたが、大低気圧の影響で暴風大雨。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
ほとんどヒッキーな正月休み(年末は買出しにバタバタしていましたが)、最終日の今日は外出。
初詣に行くかどうするか考えた結果、急遽伊豆方面に。
魚介の美味しい物食べて、美術館とか見て、ドライブ楽しんで、温泉にと欲張りましたが・・・。
出た時間も遅く、箱根駅伝の通り過ぎた真鶴周辺からどんどん渋滞。
しかしこの細かく徴収される通行料、何とかして欲しいですよね。
伊豆の温泉の衰退、かかり過ぎる通行料に問題は無いのかしらと思ってしまいます。
結局、昼食は狙っていったところはお休みで別のところでと、赤沢温泉の日帰り入浴で一日が終わりました。
温泉入って少しリフレッシュでは有ります。
明日からまた仕事、頑張りますかね。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
最近のコメント