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2006.08.13

迎え火

相模湖ピクニックランドからの帰り道、相模湖町では沿道に提灯が吊るされ、明かりが点っていました。
幾分渋滞の道、沿道の路地の奥では小さな炎。
そう、お盆の入りの「迎え火」。
燃やされているのが何か分からないので、後で調べるとして、その煙に乗ってご先祖さんたちが家に帰ってくると言う。
生きている人は亡くなった人を想い早く帰っておいでねと火を焚く。
一年に一度だけの故人たちの里帰り。
知人が迎え火をすると、亡くなった母がそばにいてくれるような気がする、見えないけど母を感じるのと話してくれたことを思い出します。
先祖の精霊が集まり、生きる者達が実家に集まる。
故人の思い出話を同じ卓袱台の端っこの方にちょこんと座り、お茶でもすすりながらニコニコとしながら聞いているのかなと思うのであります。
東京に生まれ育ち、まだ誰も見送っていない僕にとっては、なかなか味わうことの無いお盆の風景です。

浅田次郎氏の『うらぼんえ』、嫁ぎ先で辛い目に遭わされている孫娘を不憫に思った祖父が、嫁ぎ先の新盆の夫の祖父の代わりに現れ・・・と言うのがありましたが 、とても好きな作品です。

迎え火
12日夕刻か13日午前中に精霊棚や仏壇のおかざりとお供えをすませ、13日の夕刻、縁側の軒先か精霊棚のところに吊るされた盆堤灯に火をともします。
・そして家の門口や玄関で素焼の焙烙(ほうろく)にオガラと呼ばれる皮をはいだ麻の茎を折ってつみ重ね、火をつけて燃し、その場で合掌します。これを迎え火といい、オガラを燃したその煙に乗って先祖の精霊が家に戻ってくるのを迎えます。(おがらは最近ではスーパーなどでも手に入るようになっています。最近では「焙烙(ほうろく)」と呼ばれる素焼きの皿がありますので安全に迎え火をたくことができます。)
※盆の入り(13日)の夕方、家の前で火を焚き祖先の霊を迎える。これが迎え火。お盆の期間の行事についてより

日本の夏って良いですよね、としみじみ思います。
栃木の両祖父母の墓参りもこの5年行って無いなと思うに辺り、可愛がってくれたばあちゃん怒っているんだろうなと思うと切なくもなります。
あまりに申し訳ないのでせめて香を焚いて手を合わせたいと思います。

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