寄生虫汚染?カンパチ出荷
寄生虫汚染?カンパチ出荷 高知の業者、9千匹Yahoo!ニュース - 共同通信 -
急性胃腸炎を引き起こす寄生虫アニサキスがいる恐れがある養殖カンパチ約9000匹を、高知県の業者が国や県の指導に反し出荷していたことが7日、分かった。 同県食品・衛生課によると、問題のカンパチは、中国から輸入。 2004年秋以降に中国から輸入したカンパチなどからアニサキスが検出され、厚生労働省は昨年6月、生で食べると急性胃腸炎を起こすことがあるとして、冷凍や加熱処理をした上で出荷するよう都道府県を通じて養殖業者を指導していた。 しかし今年に入り、一部が出荷されたとの情報が寄せられ、県の調べで同県須崎市の業者が昨年末、和歌山県の加工所に活魚約9000匹を出荷したことが判明した。 (共同通信) - 1月7日12時5分更新 |
中国産中間種苗由来養殖カンパチ等のアニサキス対策について-厚生労働省-
このアニサキスに寄生された生の魚を食べると、6~9時間後に嘔吐や腹痛が起こります。これらの症状は治まりますが、10日くらいで、人の体内に入った幼虫は成虫にならずに胃壁や腸壁に好酸球性肉芽腫という病変をおこします。 幼虫が消化管の壁に穴をあけると激しい腹痛がおき、重症になります。 予防は火を通して魚を食べることです。また、マイナス20度以下で24時間以上冷凍すればアニサキスの幼虫は死滅するので、冷凍保存されたものを食べると安全です。 |
『カンパチ』って何ですか? 編-鹿屋市漁業協同組合(鹿児島県)-この組合ではきちんと対策されているようです。
この時期ハマチやカンパチの脂の乗った刺身で、コタツに入りちびちび冷酒をやるのが好きな当方。
アニサキスの事も気になりますが、感染の恐れのある魚を流通させてしまうのは明らかに、その業者のモラルの欠如。
NEWSに成ったものの、その後の展開がどうなっているのかがさっぱり分からない内容。
高知県須崎市の業者って何処よ。和歌山の加工所に行った約9000匹の流通先って何処でしょう。
何が知りたいかって、何処の店頭に並んでいるかなんですけど。
寄生虫汚染魚?9000匹を出荷 須崎市の業者 -高知新聞-
昨年末に高知市の流通業者を通じてカンパチの活魚約9000匹が、和歌山県の加工所に出荷されたことが判明した。このカンパチは切り身製品になって京阪神の市場に出たというが、これまでに健康被害の情報は入っていない。アニサキス汚染の魚については、必要な措置を取れば出荷が可能。冷凍(マイナス20度以下で24時間以上)または加熱する方法のほか、行政の立ち会いの下で定められた寄生確認調査を実施し、出荷計画を提出した上で販売するよう指導されている。しかし県によると、今回は業者が「(アニサキスが寄生していないかどうか)独自に調査した」としているものの、行政は立ち会っておらず、出荷計画も出ていないため「明らかな指導違反」(県水産振興課)という。このため、県は「産地としての信頼性を著しくおとしめる行為」として事実関係を確認後、国と協議。その上で業者名の公表などの措置を取るかどうかを検討する。 |
高知新聞によると和歌山の加工所からの流通先は京阪神の市場との事。
もしアニサキスが寄生していたとすれば、この2~3日に被害が出てくるのではないかと心配。
独自の調査というのがいかにも手前勝手な言い訳だと思うのですけどね。
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