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2005.12.22

外来生物リスト

ブラックバスが槍玉に挙がった感の感のある外来生物法。
実は最終結論が出されたわけではなく、次なる外来生物の制定についての議論が続いています。
なのでとある雑誌社の記事をみてみると・・・。
気になるのは虹鱒・ブラウントラウト・カワマス(ブルックトラウト)がどのような扱いになるのかと言うこと。
第4回 特定外来生物等分類群専門家グループ会合(魚類)議事録 平成17年7月13日においての資料2-2で要注意外来生物リスト 魚類(案)のブルックについての記述は以下の通り。

被害に係る一定の知見はあり、引き続き指定の適否について検討する外来生物のくくりの中にブルックトラウト(カワマス)は含まれており、影響の内容としては生態系(捕食・競合・駆逐・遺伝的撹乱)、現況としては北海道や本州の一部でイワナ属魚類との交雑が確認されている。本州での自然繁殖の事例は少ないがイワナ類等の生息域に導入すれば定着する可能性があり、分布を拡大することがないよう適切な管理を行うことが重要。
栃木県では、長年に渡り研究対象とされているが、この地域からの自然の分布拡大は確認されていない。

また議論の中では
それぞれさまざまな理由で今回第二次選定の対象にはしないというふうにしております。タイリクバラタナゴ、ニジマス、ブラウントラウト、カワマス、グッピーのこの5種類については、このカテゴリーに分類をしようということであります。
次、カワマスでございますが、評価の理由のところは、海外では、これは先ほどと同じであります。国内での利用の状況でございますが、長野県、それから北海道の河川で交雑による遺伝的攪乱。それから競合・駆逐により在来のイワナ属魚類を駆逐しているとの報告があるが、被害の拡大は確認されていないということでまとめております。北海道の移植禁止についても触れておりますそれから11ページの注意事項ですけれども、これもブラウントラウトと同じように、影響の可能性が指摘されているということで、養殖や管理釣り場での利用に当たっては逸出を防ぐために適切な管理を行うことが重要であるという点と、それから北海道内では移植が禁止されているということについて触れております。
先ほど言いましたような漁業権設定の状況ということでございますが、付加的につけておりますのは年間遊漁者数ということで、これはブラウントラウトだけの遊漁ということではなく、ほかの魚も含めての数でございますが、中禅寺湖のところで1万7,000人。それから鬼怒川9,000人、芦ノ湖、4万4,000人、それから桂川、1万2,000、芥川、1万1,000という数字が報告されております。
それから3番目、最後でございますが、これは実際に利用されている生産者、それから漁業権漁業の漁業者、それから管理釣堀業者等から直接意見を聞いたところをまとめたものでございますが、内容的にはほぼ同じでございまして、いずれもブラウントラウトが非常に遊漁者から人気がある魚種であるということで、ニジマスとともになくてはならない魚であると。当然そういう利用実態があるので、生産者もその需要に応じて生産をしているというようなことでございます。

水産庁としては虹鱒はすでにポピュラーな魚と認知されている。貴重な食材でもあるし、自然繁殖をして勢力を拡大しているわけではなくすでに第二次選定の対象にはしないのが確実のようです。
次に来るのがブラウンとブルック、一部交雑はあるものの、被害は拡大していない。
分布が広くなっていない、遊漁者にも人気が有り、産業として成り立っていることもあり、第二次選定の対象に無理して入れることも無かろうというのが現在の流れの様です。

水産庁「遊魚の部屋」の中でブラウントラウト、ブルックトラウト(カワマス)の利用に関する情報をお持ちの皆様へで外来生物法に基づく特定海外生物の指定に関する議論の資料とするため、管理釣り場におけるブラウントラウト、ブルックとラウトの利用に関する情報を収集しています。
その中にはリストがあり、上記2種が放流されている管理釣り場が明記してあります。
来年行われる特定外来生物の第3次指定検討及び議論に向けて、遊魚としていかに多く利用されているか管理釣り場の利用客すなわち釣り人からの意見を集めたい、裏づけできるデータを集めたいと、言うことのようです。
情報募集期間は平成18年1月31日(火)まで。

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