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2005/11/18

ラグビーW杯11年開催はNZで

<ラグビーW杯>11年開催はNZで 日本は落選Yahoo!スポーツ - ニュース -

【ダブリン山科武司】日本の悲願はならなかった。国際ラグビー機構(IRB)は17日、理事による投票の結果、11年ワールドカップ(W杯)の開催地をニュージーランドに決定。ラグビー復興の切り札として招致活動に力を入れた日本は、決選投票に残ったものの、土壇場で落選した。
ラグビーが国技のニュージーランドは長年のラグビー発展への貢献を強調。世界最強の「オールブラックス」との対戦を引き換えに各国の支持を集めたとみられ、競技施設の小ささや、老朽化の批判を退けた。
日本は昨年10月に森前首相を会長とする招致委員会を発足させた。「日本への投票は未来への投票」をキャッチフレーズに「アジア初のW杯開催によるラグビーのグローバル化」のほか、警備・治安の良さ、多数の国際企業の支援、競技場が新しいこと、競技人口も13万人と他のラグビー大国に負けない――と訴えてきたが、ラグビーの普及率の高さと収益の確実性を求めるIRBには届かなかった。
ニュージーランド案によると、W杯は同国最大の都市オークランドなど5会場で開催される。第6回W杯(07年)はフランスで開催される。
11年の開催地には日本、ニュージーランドのほか、第3回大会(95年)を開催した南アフリカが立候補した。この日は候補国を除くIRB理事(19人)がまず投票を行い、最も得票の少なかった南アが落選。次いで残る2カ国の決選投票でニュージーランドが過半数を獲得して選ばれた。

うーん残念。

『平尾誠二の2011ラグビーW杯日本招致ブログ』2011ラグビーワールドカップ開催地決定の結果そのなかで平尾氏の本音がちらり。
IRB及びラグビー関係者が本当にこの競技のグローバル化を本気では考えていないという感想です。次に、大変残念なことですが、このスポーツもお金の論理が優先しているということです。
と有りました。
やはり懸念していたように、IRBはより多くの観客により多くの入場料やノベルティグッズを買ってもらいたいと言う運営よりも経営の道が優先されたようです。
かれこれ15年前にシンガポールを訪れた時、現地でガイドをしてくれた女性にこの国のラグビーが見たいと申し出ましたが、「ラグビーって何ですか?」と聞き返された事を思い出しました。
確かその年の前の年は数年もたたない頃に、セブンス(7人制)の国際大会があった記憶があっての質問でしたが、答えは「この国でラグビーと言うスポーツは見たことが無い」との事でした。
あれから15年経っても、現状は変わっていないのかも知れないと思いました。
ラグビーがサッカーのように広く世界に知れ渡り、親しみの有るスポーツになるには残念ながらまだまだ時間がかかりそうです。

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