今時の先生って
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <教職員調査>猥褻行為、依然多い潜在被害…声あげられない.
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <教職員調査>566人が指導力不足 問題教員、依然多く.
「指導力不足」とされた公立学校の教員:計566人(前年度比85人増)
年代別では、40代が50%、50代が34%
学校種では小学校が49%、中学校が28%、高校が15%
横浜市の27人が最も多く、次いで千葉と三重県が25人
指導力不足を理由に研修を受けた人数は377人:93人が依願退職、127人が現場復帰
校長・教頭など自己申請で「希望降任」81人(前年度比15人増)
最初の1年間(条件付き採用期間)を経て正式採用に至らなかったのは191人(前年度比80人増)
内訳は、不採用7人▽依願退職172人(うち61人が精神疾患など病気による)▽死亡5人(うち4人は自殺)▽懲戒免職4人。
わいせつ行為やセクシュアル・ハラスメントで処分された教師:計166人(前年度比30人減)
懲戒処分数は139人(免職95人、停職30人、減給9人、戒告5人)で、訓告や諭旨免職は27人。
30代が59人(35.5%)で最も多く、40代が51人(30.7%)、50代が33人(19.9%)
同一教委の管内で過去にもわいせつ行為を行ったことがあるとみられる教員が15人(9%)
被処分者の所属する学校種は、高校48・8%▽中学校31.9%▽小学校15.7%
相手は「自校の生徒」が77人(46.4%)
【ことば】指導力不足教員 各教委が「児童・生徒に適切に対応できないため、人事上の措置を必要とする者」などと独自に定義して認定する。(1)「子供の質問に答えられない」など教科の知識や技術が不足(2)「難しい授業ばかりする」など学習指導が不適切(3)保護者らと信頼関係を築けない――を指針に挙げる教委もある。医師、弁護士、保護者らで構成する判定委員会で認定する教委が多い。研修後も改善されないと、地方公務員法上の分限処分(免職、降任、休職)を科される場合がある。本人の同意なしに教職を解き、別の職場に転任させることも、地方教育行政法の改正で02年1月から可能になった。 ■指導力不足教員の認定例■《小学校》 30代男性 授業で質問に答えられなかったり、教科指導で間違いが多く、児童に不信感を持たれている 30代男性 黒板に向かって小さな声でぼそぼそと話をしながら授業を進める。大人数の前では緊張するため、授業を持たせることができない 《中学校》 40代男性 授業計画の立案が困難。生徒の反応を見ないで一方的に授業を進める 《高校》 50代男性 生徒、同僚教員、保護者とコミュニケーションがうまく取れない。授業中、短絡的に激高して生徒を怒鳴りつけ、生徒や保護者から苦情が出た 音楽教諭 生徒の前で歌うことができず、ビデオに頼りすぎで授業が成立しない |
昔、教師と言う職業に憧れたことも有りました。
中学の時の担任の先生の熱血且つ親身になって分からない部分を教えていただいた経験も有り、彼のようになりたいと思ったものでした。
しかし逆に言うと、生徒に対してあそこまで親身になって教える事が自分に出来るだろうかという自問自答において、僕には不向きであると判断しました。
上では数字だけが挙げてありますが根はもっともっと深いような気がします。
普通の社会では大学や高校出たての新人、必ずどの会社でも新人研修なる物が有ります。
いきなり実戦には参加させることはまず有りません。
教師という職業だけ、いきなり新人が人の上に立つ、または立ってきました。
今の学校制度においては教師になる方はやはり厳しい受験戦争の勝ち残りで、逆に出来ない子供達や理解していない子供達と一番離れている存在なのではないかと思います。
子供の頃から塾に通い、団体生活とは全く無縁で過ごし、いきなり大勢の児童や生徒と相対した時、そこで意思の疎通を望むのはかなり難しいことなのではないかと思います。
「どうしてこんな問題が分からないのか」が分からない。出来ることが当たり前のようにして過ごされてきた方々が理解力の不足している生徒に直面した時、そこには大きな戸惑いが生じてしまうのではないか。
研修制度も学校単位で行うのではなく、都道府県、さらには関東などのブロックなどで多くの人と過ごさせる、教え方や生徒・児童との係わり方を学ぶもしくは同世代で話し合うことも必要なのではないでしょうか。
逆に「指導力不足」と認定された教師を指導する側にも色々と問題があるようです。
<指導力不足>男性教諭を隔離部屋で研修 道立高の校長ら (毎日新聞)
排除だけでは向上しない沖縄タイムス
広島県の指導力不足教員 どう磨く意思伝達力中国新聞
ただ管理・監督だけが廻りからされ、教師自身が萎縮してしまうことは望んでいません。
そこにはその方の持つ個性もあるでしょうし、熱い思いだって有ることと思います。
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