養沢に
身のまわりのすべての事物が
バラバラに
分解するような気持ちになったら、魚釣りにいけ。
-ソルト・レイク市の釣道具屋のトイレの落書き-
開高健著 『もっと遠く!下』(南北両アメリカ大陸縦断記・北米編の序文より
フェイドアウト的に終わってしまった今年の渓流シーズン。
目はうつろになり、言動意味不明、手は震え、イライラわなわなしておりました。
(完全に中毒患者の禁断症状ですな。)
こういう時は瀬音聞いてフライロッドを振るのが一番ということで今年一度も行っていなかった養沢に。
この数日の雨で水量多目、木和田平橋上流へ向かいます。
養沢の釣りは先手必勝が必須条件。
仮眠のはずが爆睡で着いたのは昼過ぎ、朝からお気に入りの場所はかなり攻められていたようです。
結局木和田平橋から神谷橋の間の淵、淵での沈めてばかりの釣り、
一箇所で粘り過ぎてあんまり歩かず、心地よい疲れが残ってません。
夕方5時前のイブニング、ドライにも反応し始めてこりゃいいぞ~っと
面白くなってきた時、
巡回のおじさんの「今日の終了は5時20分で~す。」の声。
時計はすでにその時刻になっており、意気消沈、あえなく納竿。
でもバラバラになっていたもの、虹鱒とマイナスイオンでつぎはぎだらけですがくっついて帰ってきました。
| 固定リンク
最近のコメント