更なる再建を望む
朝日新聞朝刊より
栃木県・湯西川温泉の老舗(しにせ)旅館本家伴久萬久(ばんきゅうばんきゅう)旅館(伴玉枝社長)が17日、宇都宮地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約12億円。旅館側は「資金面では金融スポンサーがすでに支援を表明している」としており、営業を続けながらの再建を目指す。 江戸期の1666年創業で、平家落人の伝説が残る村の宿として全国的に知られた。だが、バブル崩壊後、宿泊客が減ったうえ、93年の改装のための設備投資の借金が経営を圧迫していた。 |
先の記事で触れた湯西川温泉の核となる本家伴久萬久旅館、1970年旅館炎上でも多くの支援を受け見事に立ち直っています。
伴玉枝社長は地域をまとめる名物女将としても有名です。
波乱万丈な人生は朝日新聞マイタウン栃木でも紹介されていますのでご参照ください、湯西川を愛し、合併には反対されていたようで、本当なら湯西川村として独立さえしたかったそうです。
そうそう多く旅行にいく機会がないのですが、この湯西川温泉にはよく出掛けています。
その中でも一番好きなのはこの本家伴久萬久(ばんきゅうばんきゅう)旅館です。
遠路はるばる行っても、回りには何もありません。
ですからその宿で過ごす時間が多くなりますが、いい湯と渓流の瀬音や、囲炉裏端での数々の料理、岩魚の骨酒などなど、疲れた心身を癒すのにはもってこいです。
これまでに数々の困難を乗り越えられてきた女将、更なる再建をされることを望んでいます。
平家の里もこれからが紅葉の見ごろです。
追記)平成の大合併の記事で源氏の日光と平家の里、1994年に街おこしのためにと、800年の時を越え、源平和解の儀式が湯西川で催されていたそうです。
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