とあるお話
夢と希望を持って小学校に入学したAちゃんのお話。
給食中に向かいの席に座っている子が具合が悪くなり、もどしてしまったそうです。
その時、吐しゃ物の一滴が飛んで自分の給食の中に入ってしまった、もしくはそう見えてしまった。
Aちゃんはもうその給食を食べることが出来ません。
担任の先生にそのことを訴えるのですが、その先生「そんなわけは無い」と聞く耳を持ってくれなかったそうです。
「好き嫌いはいけません」「きちんと給食は全部食べましょう」の一点張り。
Aちゃんは目の前の給食を食べることが出来なくなり、休み時間も次の授業時間もその給食がおかれたままの状態にあったそうです。
Aちゃんはショックでした、自分の言葉が信じてもらえなかったこと、ずっとその給食を目の前に置かれ続けたこと。
それ以来、給食の時間が嫌いになり、それから学校にいると気持ち悪くなり保健室に頻繁に通うようになってしまった。
大人であってももし他人の吐しゃ物が入った食べ物は食べることは出来ません。
それが聞く耳を持つ先生だったとしたら、また違う対応もしてくれた事でしょう。
きちんとコミュニケーションをとってくれたらAちゃんは学校が嫌になることも無かったでしょう。
その後Aちゃんが前のように学校が好きになったかどうかはまだ分かっていません。
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