布団は篠竹、米は研ぐ
今日の秋晴れの様な時、布団を干すともことに気持ちのいいものですが。
干した布団をパンパンと叩いてホコリを払うのはいいストレス解消にもなります。
この布団たたき、針金で出来ていたり、プラスチックなど出てはいるんですが、当方はやはり昔ながら篠竹で出来ている布団たたきが好きです。
振り下ろす時の適度なしなり、叩いてパンパンと街中にこだまする布団の音はやはり篠竹ならではと思っています。
あまり景気よく叩きすぎると、それが近所のトラブルになってしまう今の世の世知からさには閉口しますけど。
米を研ぐ、今では全くの死語に近い言葉で、米は洗うものになっています。
共稼ぎだった両親、子供の頃から炊飯はよく手伝っていた記憶があります。
その頃の名残のまま今でも同じ洗い方をしています。
米洗い用ざるにあけたお米、ギュッと握ってこねる。
それを米の字に楢って八十八回、美味しいご飯が出来ますようにと遣ります。
水を流し、さらに本ザルにあけて水分を切る。
ここで炊飯器のお釜に移す。
明らかに「洗う」ではなくて「研ぐ」的行動。
洗うだけでいいんだと分かっているんですが、どうしても抜けない習慣。
未だに無洗米を買わない我が家です。
| 固定リンク
最近のコメント