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2005.09.22

20XX年N○Kは

N○K 受信料3割世帯が不払い 新生プラン発表Yahoo!ニュース - 毎日新聞 -

以前からの滞納が139万件、口座の解約などによって徴収できていないケース(未納)は約130万件、受信契約をしていない未契約は今月末で958万件、受信料の支払い義務がある約4596万件のうち1357万件が何らかの形で払っていないことになる。この事態に業を煮やしたNHKは未払いに対する簡易裁判所を通じた支払い督促の導入を明示した。支払い拒否・保留、不祥事発覚以前の滞納、未納に対して行う「新生プラン」を発表。

N○K「新生プラン」に反響4600件-読売新聞-
N○K 年間500億円減収か 振り替え中止増 不払い400万件-産経新聞-
N○K1200人の大リストラ、3年で全職員の1割-夕刊フジー
2004年7月に不祥事発覚以来、加速度をつけて増え続ける受信料不払い者。
減収の責任を負わされ自らの退職金に危機感を持った経営陣は、国家政府を抱き込んで、不払い者に対しての受信料強制収用法案を立法させる。
今まで強制権の無かった不払い者に対しての取立てが簡易裁判所よりの督促を可能にしたものである。
裁判所からの督促を受けた者は2週間以内の「異義申し立て」をしなければ自動的に支払いを認めたことになる。
それでも支払わない者に対しては禁固1ヶ月の刑まで与えられるようになっていた。
不払い者連絡会議会は裁判所の督促に対して一人で戦うことなく、集団で戦うように指示、多くの民事裁判で争われることとなるのである。
しかしその裁判のことごとくが敗訴されることにより、一応元々払う意思があって契約を結んでいた受信者は抗議の不払いも露と消えるのである。
このことに気を良くしたN○Kは、さらに不払い者への追討を開始するのである。
次の標的は以前契約を結んだことのある者への督促および強制収用。
また不払い者取り締まり官なる役職に以前リストラした社員を雇用、彼らは集金代行会社に変わり一軒ごとのノルマ・歩合が与えられ、ある一定の成績を上げると、元の職場への復帰が認められていた。
そのことで俄然張り切る不払い者取締官、その追求の手は執拗且つ巧妙であった。
「NHKは見てません」「家にはテレビがありません」と言って受信料を払わなかった者、すなわち未契約者の掘り起こしは目を覆うものであった。
小学校へ出向き、自局のキャラクターを子供達に見せ「コレは誰でしょう?知っている人は手を上げて」とやる。
情報社会の中、全ての子供達が挙手。
その中で不払い者の子供が手を挙げて居ようものならしめたもの、不払い者取締官はその児童の両親の元に法の名を借り契約及び今までの不払い分の取立てをするのである。
何しろ立法下でのこと、多少の行き過ぎなど大方目をつぶることとなるのである。
またテレビが家に無いと言う者に対しては、窓から屋内を覗き見ることも盗聴器も仕掛けてよくなり、仮にテレビの映像なり音声が流れていたなら、不払い者取締官は玄関先に立ち「テレビ発見!」と大声を張り上げるのである。
人々が隣の家の音に聞き耳を立て、「あそこにはテレビがある」と密告しあう時代すら訪れる。
まずは弱者が狙われた、テレビを見るのが唯一の楽しみという入院患者が、老人ホームの人たちが、小学校が、テレビという受信機そのものが家にあるということだけで取り立てられていく。

余りのやり口に一部市民が本格的な抗議活動を開始した。
「テレビを捨てよう」「ニュースはインターネットで」「情報は携帯端末で」「ドラマはDVDで」「スポーツ観戦はライブで」などのスローガンを掲げ、テレビを捨て始めたのである。
広場に累々と捨てられるテレビの数々。
テレビさえなければ不払い者取締官の立ち入る隙は無い。

しかしここで困ったのは家電メーカーで有り、家電販売店であり、さらに打撃を受けるのが民放各社である。
その中でもメーカーと家電販売店の対応は早かった。
N○Kが映らないようにしたテレビを登場させるのである。
受信料の掛からないテレビ、どんなに廻してもN○Kは映りません。これなら安心です。
一時低迷していたPCメーカーもIT産業も情報の充実化などを計り、好景気を取り戻すようになる。
民放連では別の動きでN○Kを揺さぶり始めた、そう今までの特権意識を剥ぎ取り、自分達と同じ土俵に立たせようというのである。
すなわち民営化キャンペーンを始めるのである。
これは今までのエリート体質に不満を持っていた民放各社、下克上とばかりに強烈なキャンペーンであった。

負けじとN○K、国家権力と結託してオリンピック放映権、はたまた震災などの有事の独占中継権などを手にし、ここでしか見ることが出来ないという路線を打ち出す。
N○Kの映るテレビを作るメーカーに対しては国家がその利益を保証と言う「大甘」大策を打ち出す。
N○Kと民放連との間で放映権を巡り熾烈な争いも始まり、天井知らずに高騰していく放映件料、それに嫌気が差し離れていくスポンサー。
テレビ文化そのもの衰退の始まりでもあった。

東も西も無い、北も南も無い、隣人同士がN○K派、半N○K派と境界線の無い争いが始まるのである。
半N○K派が間違ってN○Kの番組を見ようものなら容赦なく引っ立てていく暗黒の時代に突入。
イデオロギーでもなく宗教でもないものによって国が二つに割れたのである。

あくまでもフィクションであることを願います。
自分のせいで転んだのを回りに居た人に八つ当たり、どうかと思いますけどね。

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