とある小噺
以前、活字になっていたもので何の本だか雑誌だか分から無いのですが、当方の創作ではないことをお断りしておきます。
とある日の帰宅時の通勤電車の中。
上下をビシッと決めたキャリアウーマン風の女性。
昼に食べた物が悪かったのかどうにもおなかの具合が悪かったそうな。
座席に座り出そうになるお○らを必死に堪えておりました。
我慢はしていたのですが、電車が揺れた瞬間すぅ~と出てしまったそうな。
あたり一面匂いが充満して、皆が不快極まる顔をしています。
かくのキャリアウーマン風女史、毅然と隣に居合わせた初老の紳士に向かってこう言った。
「お体の具合わるいんですか?」
そう言われた紳士、
「私のおなかが悪いと貴女がお○らをしてくれるんですか?」
廻りの乗客は下を向いて笑いを堪えようと真っ赤になっています。
もっと赤いのはキャリアウーマン風女史。
いたたまれなくなって次の駅で脱兎の如く下車したそうな。
たわい無い話で恐縮しきり。
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