二兎追う者は・・・
昨年手痛く敗退した栃木県・大芦川。
入魂は関東一の清流でと思い昨年のリベンジを兼ねて行ってきました。
川を眺めながら車を飛ばしますが、大芦の下の方は鮎釣りシーズン真っ盛りで鮎竿林立状態。
どうせなら放流されていない所へと思って上流に向かいます。
この大芦、川地図が全然頭に入っていない状態、何処までが釣り場なのかさっぱり分かりません。
せっかくなので釣り場の最上ポイントの大芦・大滝を見学。
この上は平成17・18年は休漁とのことです。
東沢に入ろうと思うのですが入渓点・釣りポイント皆目分からず。
入渓しやすいところがあったので車を止めて入渓。
考えれば、入渓しやすい=人が入り易い=魚が少ないポイントなんですけどね。
入渓したすぐそこで山女魚が小さくライズ、ニマッと微笑んでNewRod素振りもしないで第一投。
グニャグニャっとラインが纏まって水面を叩きます。
やっちまった~です。
山女魚はスゥ~と消えていきます。
素振りしてRodの感触確かめてから投げればよかったと思っても後の祭り。
その後は苦戦が続きます。
堰堤まで釣り上がりますが、ライズも魚ッ気も最初の一回こっきり。
堰堤で一度脱渓しようと思うのですがこれまたわからず、入渓点に戻ります。
雨が降ったり止んだりでそのたびにレインウエアを出したりしまったり、ずっと着ていればいいんですが暑くて駄目です。
石の具合からいつもより20cmくらい水量多めのようです。
その後移動しますが反応なし。
明らかに攻めているポイントが違うんだなと思うわけです。
西沢にも移動、ここでようやくライズを見つけますがフライを交換しているうちに姿が消えてました。
雨の合間も虫を探しますが、飛んでいるのは茶色い羽のイトトンボと赤とんぼだけ。
カディスもカゲロウも全然見かけません。
仕方が無いのでテリトリアルオンリーでした。
ラストチャンスと西沢と東沢の合流点の橋の下の淵でライズを待ちます。
深い淵には小魚とウグイがかなりの量で群れを成しています。
透明度が高いのでよーく見るとパーマークの付いているのも居るみたい。
待望のライズ、フライはミッジ。
一発でかけました、にゅーこんですぅ ぅ う う う 12cmのう
昨年初めて来たときも同じ位のウ~様でしたが、今回も同じ。
慣れない川に来てリベンジと入魂を狙うこと事体が甘いと言うべきか。
結局入魂もリベンジもかなわず・・・。
「二兎追う者は一兎も得ず」昔の人の言葉には多くの経験が含まれているのです。
嗚呼!
| 固定リンク
最近のコメント