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2005/06/28

豹柄の女

「なぁなぁ、あの豹柄の女、こっちが話しかけても全く無視だぜ。」
「あぁ、お前もか、俺なんか目も合わせてもらえんよ。」
さてさて話題の豹柄のワンピーを着た○美ちゃん、
いつもはTシャツにジーンズしか着たことのない、どちらかと言えば地味な女の子。
たまたまイケイケの友人に
「ねぇ○美、今度の合コン、急にA子がドタキャンしちゃって一人足りないのよ。せっかくのK大との合コンだし~、人数合わせるからって約束しちゃったし~、お願いだから付き合ってよ~」
「え~でも私そんな合コンに来て行く服なんかもってないしぃ~」
「大丈夫、大丈夫、ちょっと古いけど私の服貸してあげるから~。」
そう言われ友人のアパートに当日行ってみると、用意されていたのはこの豹柄のワンピース。
「似合う、似合う」とおだてられて渋々慣れない席に着てきたのであった。
元々派手な席には慣れてなく、ましてや人見知りする性格。
男の子と話すなんてのもあまり機会がなかったので、どうしてもぎこちない返事しか出来ない。

そういう態度が冒頭の男子のトイレ内での会話となる。

初対面だとその時の第一印象なんてのが大きなウェイトを占めることがある。
好む好まざるを別にして、着ていた服やもっていたバッグなど、自分とは違う所で妙な命名になることがある。

等身大の自分で居れればいいのだけれど、なかなかそれが難しかったりする。
ありのままで飾らず、うそのない自分が出せればいいのだけれど。
やはりそれも難しい。

何でこういうエントリーかというと、今朝の夢で記憶から消えていた20年近く前の合コンが出てきたのでした。

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