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2005/03/29

同期から


先日、OB会で久し振りに会った同期の仲間からのメールの中にあった一文
「貴殿がまだ頑張って現役でいてくれていることに、感謝している。 
母校やチームのホームページにどれだけ気持ちを癒されたか計り知れないよ。  
折があれば、甲府にも遊びにきてくれ。」
彼とは15の時に知り合いすでに30年の月日を数えています。
家族と離れ単身地方に赴き、頑張っています。
そうか僕が作ったページにもこういう効果があったのかと改めて思いましたね。
OBのページ、バラバラだったOB諸氏がようやく集まり始めました。
世代を越えての交流も盛んになってきている様子、それに自分が頑張った頃の写真がパソコンから見ることが出来るというのも自分への応援歌になるんですね。

画像は1991年11月24日のものです。
地元のリーグに参戦しての初年、全く勝てず悶々と苦悩の日々。
「勝ちたい」一心で全員がグランドで無我夢中に汗を流した結果、1勝の喜びがもう一つといい意味での欲を呼びもう一つもう一つと勝ちに行って掴んだ栄冠。
ハードな試合でした。
必死の形相でのディフェンス、PGで3点取られたままゲームは残りあと5分。
相手のゴール前にしつこく攻め込んでいるものの、敵も負けずにハードタックル。
タッチキックで逃げようとしたキッカーをうちのハーフが捕らえます。
チャージ成功、転々とする楕円球をセンターがしっかりとグランディング。
青春ドラマでもここまで臭いシナリオは書けないと言うくらいの大逆転劇。
それからノーサイドの笛が鳴るまでがやたら長く感じたことはなかった。

僕の中でラグビーとフライフィッシングは相反するものでしたが、最近はどっちを取る的な考えがチラホラ頭の中をよぎっていました。
フライに求める「静」、ラグビーの「動」は自分のバランスを取るのに両方とも必要不可欠なものではないかとようやく気付きました。
二つの要素が複雑に絡み合い、今の僕を形成している。
どっちが欠けてもいけない。どちらかに偏ってもいけない。

「継続は力なり」とはよく言ったものです。
地方に行っていた仲間が帰ってきたとき、知った顔ぶれがいないと寂しいことでしょう。
「まだやってたんですか?」という嬉しそうな仲間の笑顔を見るために生涯現役を続けるとするかな。

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