解禁の思い出
2005年もあっという間に2月になり、早い所では渓流の解禁を迎えているところもあります。
岐阜・長良川も2/1に解禁、ネットで釣果を調べましたがまだ記事として上がってくるものが少ないようです。
渓流釣り2/1解禁郡上漁協など11の漁協管内-東京新聞- カワウの食害を防ぐため、昨年に続き解禁前日の放流。郡上市八幡町の長良川の支流・吉田川では、同漁協八幡支部組合員二十人余りが、体長十七-二十三センチ、重さ七十グラム余りの約二百キログラムを放った。同漁協では、三月ごろまで計三千二百キログラムを放流する計画。 清流長良川 アマゴ成魚の放流計画について |
今年も川鵜に悩まされるシーズンとなったようですね。
当方、あまり解禁日には必ず釣行と言うことは最近では有りません。
お祭りですし、儀式でもあるんですが、釣り人の混雑ぶりを見ただけでげんなりしてしまいます。
ましてやフライ専用の川で無いところだと、餌釣りの方の眼光の鋭さにタジタジしてしまいました。
なんと言ってもまだ残る寒さも辛かったりします。
フライフィッシングを始めてすぐの1991年3月、管理釣り場でフライでもよく釣れることを知り、実際の渓流に行こうと師匠のY君に誘われ、鬼怒川・川治温泉へ解禁日の釣りにいったことが有ります。
現地のJ君と同行させて頂いたのですが、その他解禁日に集まられた方数名、残念ながらお名前覚えていません。
ここ川治は温泉の雑排水が混ざるので比較的早いこの時期でもドライの釣りが楽しめるそうなのである。
少々冷え込みトラウトの活性悪く釣れなかった、と言えばいい言い訳になります。
川が読めない・狙ったところにフライが行かない・立位置がトラウトから丸見え・自作フライを見切られているのに気付かずしつこく同じフライで狙っている・などなど釣れないのは自分の未熟さ故のこと。
ウェーディングしているときの歩き方(水面が揺れていたら動けなど)を教わるのですが、なかなか上手く行きません。
昨年・一昨年からの居残りのトラウトは新人FFマンなどまったく眼中にも無く全然遊んでくれませんでした。
自分の事で精一杯でポイントから移動するのを待っている方がいるのに気付かずにいたりしましたね。
夕方ライズの嵐が来るのですが、前夜は興奮で眠ることが出来ず、慣れね釣りにてライズを前に車の中で寝てしまいました。
ライズの重要性を知っていれば何が何でも釣る体勢に入ったと思うのですが、その時は「今日は釣れん」と言う気持ちでいっぱい。
惜しいことをしました。
その後再びJ君の家へ行き、今度は男鹿川に出かけたのが季節もいい6月。
この頃はフライマンの方々が自分達の渓を作ろうとせっせと自費で放流していた頃です。
その後、地元の釣り師に皆抜かれてしまうので、その放流もしなくなったそうです。
まだまだ技量の供わない当方。
「あそこの岩の右下の流れのチョットしたにふわりとフライを落としてナチュラルに流せ。」といわれても、そう簡単にはいかないのである。
ピシャッと水面を叩いたラインからドテッと落ちるフライにはヤマメも食いついてはくれませんでした。
言われたことはイメージは出来ます、いかんせん実技はまだまだ始めて半年の半人前(今もそうですが)では思うに任せず。
ウェーディングの不味さから走るトラウトを何度見たことか、プールの尻のトラウト走らせプールが静まり返るのを何度見たことか、結局その日もトラウトにお目にかかることは有りませんでした。
それから十年近く、丁度所属している草ラグビーチームに勢いがついて当時主力でもあった当方、解禁日と言うものから縁遠くなってしまって今日に至っています。
今年の解禁は、何処かに行きたいなと思っています。
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