奇祭「雷(いかずち)の大般若」
無病息災を願う奇祭「雷(いかずち)の大般若」が雷町会の域内で行われました。 東京都江戸川区東葛西4丁目の真蔵院周辺(葛西駅、TEL03・3680・4853)。地元の青年団「雷友会」の担ぎ手約40人が、白粉に赤い口紅、長じゅばんなどで女装をし、大般若経を納めた経箱を担いで町内を走り回る。 この祭りは、江戸時代末期にコレラが蔓延し、当時の和尚が大般若経を背負って家々を回ったところ、被害がなかったことがきっかけで始まったと言われ、女装の由来は、結核にかかった妹のために、兄が妹の長襦袢を着て厄払いをした説が有力とされています。 |

地元の超ローカルなお祭りです。
町内会の男衆が女性の着物を着て、女児から独身の女性のいるお宅に訪問して「おめでとうございます。」の大合唱。
白粉に真っ赤な口紅、青のアイライン、頬紅が基本のスタイル。メイクは地元の美容院にお願いしているらしく、髪をちょんまげに結ったり、頬にハートマークを描いたりと個性を出そうと一苦労されているようです。
担いでいるのは本堂からの「おひょうご箱」(本尊の掛け軸を納めた箱)というそうです。
このお祭りも一時期中止されていて、復活したのは約30年前のこと。
地元にお祭りらしいのがなく地域住民の交流にと復活させたとの事です。
関連記事


わが街この人
雷の大般若
雷の大般若の出発式
| 固定リンク
« 冬の海 | トップページ | 続報南セントレア市 »
最近のコメント