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2004/12/22

NZジュニアの復活

Junior All Blacks to return-allblacks.com(12/20)より-
1984年に廃止されていたたラグビーNZのAllBlacksJuniorが2005年に復活することになった。
チームの位置付けとしてはAllBlacksに続くナショナルチームとなりNZ-Aと言うこと。
NZ-juniorにはAllBlacksへの試金石の役割を担い、かつAllBlacksへのいい刺激材料となるべく人材の育成・確保を目指すらしい。
世界のTOPクラスのNZが真剣にその強化に取り組もうとしている。
今このNZjuniorと全日本が試合をしても先のヨーロッパ遠征の結果と協会首脳陣の曖昧な発言からしても、100点ゲームとなることは必至。
ただ過去に一度だけ全日本がNZジュニアに勝った事があります。1968年6月3日のNZ遠征のこと。
大西鐵之祐監督率いる全日本チーム。
1‐川崎(近鉄)、2-後川(早大OB)、3-猿田(東京三洋)、4-堀越(境内OB)、5-小笠原(近鉄)、6-井沢(早大)、7-石田(法大OB)、8‐石塚(近鉄)、9-大久保(近鉄)、10-桂口(九電)、11-坂田(近鉄)、12-横井(三自京都)、13-CP尾崎(トヨタ自工)、14-伊藤(リコー)、15-萬谷(トヨタ自工)。
近鉄黄金時代を作り上げた人達と全日本史上最強の職人気質のBKの布陣。
平均身長で≒10CM、体重でも約15Kg下回っていたにも係らず、力負けをしない。
ショートラインアウトの起用、キャッチすれば相手に絡まれるのでタップパス、それが正確にSHの手に届く。
WTBまでボールがいきわたる時間の早さ。スクラムでも体格差を克服してのダイレクトフッキング、スクラムから飛び出すボールをSHがダイブパス。
ディフェンスにしても皆、足首に入って一発で倒す。
ドリームチームの感ありですが、練りに練られた戦略がそこにはあった。
WTBの坂田氏曰く「当時の日本代表は、技術も作戦も完璧、戦術に対する信念もあって、精神も高めることもやった。だから迷いが無い。」-日本ラグビー100年の記録ーより
ほんと偉業といえる試合です。
ラグビー日本代表が最も輝いていた頃、素晴らしき時代。
今ラグビーをやっている少年達に将来の夢を持ってもらうには、世界に肉薄する全日本=ジャパンの勇姿を見せることでは無いだろうか。
-新ネタ提供のN君に感謝-

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