好きになれないことわざ
古くから言い伝えられていることわざ、そんなことわざにまつわるお話。
数多くあることわざの中でどうしても好きになれないことわざがあります。
「赤子の手を捻る」
読み】 あかごのてをひねる
意味】 簡単(かんたん)にできることのたとえ。または、弱い者をいじめ、容赦(ようしゃ)せずに痛めつけること。
前者の意味がどうしても出来ないのです。可愛い赤子の手をひねり上げることがどうして簡単なのかと。
そこには罪悪感や後悔の念、そして躊躇する気持ちが存在しないのかと。
どうして簡単と言えるのかが分からないでいます。
がしかしである。
昨今、多く目にする虐待のニュースを見ると、この言葉の持つ後者の意味が前者に加えられ、世間でのストレスの発散が我が子に簡単に向けられてしまっていること夥しい。
目立つ事件の一つに同居の男が「なつかない」からと恋人の子供を虐待。
子供からすれば自分のお母さんを自分達から取り上げてしまう存在なのではないでしょうか、
なつき辛いと言うこと・子供達の父になることのそれ相応の覚悟も必要だと思います。
虐待で良く言われるのは、その当人も子供の頃に虐待を受けている人が多いとのことです。
暴力の連鎖がそこにはあります。
「人を叩くということに抵抗を感じない、感じなくさせる」怖いことだと思います。
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