来年は
今年の秋頃からちょろちょろ顔を出し、この初冬どうにも居座っているらしいです。(涙)
貧乏神なるもの、画像いろいろ検索しましたがこれというものが見つかりません。
「おじゃる丸」に出てくる貧ちゃんに変わって登場していただきました。
日本昔ばなしで「貧乏神と福の神」と言うのがありますが
懸命に働いている夫婦がいましたが、なかなか裕福になれないでいました。
ある年の暮れに家の隅でシクシク泣いている貧相な老人がいました。
貴方は誰かと尋ねると「貧乏神です。」と名乗る。「何故泣いているのですか。」と更に聞いて見ると「明日私は福の神と交代でこの家を出て行かなければならないのです。」との答え。
優しい妻は「貴方は我が家の守り神さまです、今年は何とか餅が搗けましたから、どうぞお食べください。」
力の付いた貧乏神、主人の応援もあり福の神と対決して福の神を追い返してしまいます。
福の神はこんなことは初めてだとぷりぷり怒りながら慌てて帰ります。
あんまり慌てていたので打ち出の小槌を忘れていってしまいます。
ここで二つの結末がある事を知りました。
打ち出の小槌を持った貧乏神は福の神になったと言う話と、金銀財宝を出してみたもののそれでは私はこの家にいられなくなると嘆く貧乏神を不憫に想いせっかく出した宝を引っ込めてしまったと言う話。
「子どもがぜいたくも言わずに何でもよろこぶのは、貧乏神さんのおかげかもしれない」 という貧乏神様さまなる絵本もあるそうな。
そういわれてしまうと数万するプレゼントを強請るわけではなく、サンタさんにもらったと喜んで自分の枕元にバトンを置いていてくれる娘には大いなる感謝をしたいところではあります。
しかしです、出来れば除夜の鐘が鳴るときに交代してもらいたいと切なる願いがあります。
去年の年末、別の日記のページに「チョッと休暇でスペインに」なんて、今年の年末は是非そうしたいなどと書いてあったのを見てしまうと益々願いたくなってしまいます。
| 固定リンク
最近のコメント