柴又帝釈天
映画「フーテンの寅さん」ですっかりおなじみの柴又帝釈天。
家も近いこともあってなるべく混雑をしていない頃を見計らって訪れたりしています。
映画で見たよりも実際にはさほど大きくない境内に本堂。
観光バスに揺られながら到着されて、初めてここに訪れた方の第一声が「あんまり大きくないんだ~」が圧倒的多数。
ただ今でも不思議なのが笠智衆さん扮する和尚さんが出てくるのではないかと言う錯覚にとらわれます。
佐藤蛾次郎さんが庭をはいていたり、そこにひょっこり渥美清さん寅さんが「いよっ」と現れてくる気がしてなりません。
参道もしかり映画の世界そのままがここにはあります。
柴又帝釈天といえば寅さんであり、寅さんと言えばやはり団子屋に結びついてしまうくらい定着したイメージ。
訪れるたびに茶屋に入り団子を頂くのですが、どうしても心太も頼んでしまったりします。
おいちゃんやおばちゃん、サクラさんもみ~んなここに居る、
ここに来ると妙に落ち着いてしまいます、懐かしさが一杯・いにしえの日本がそのままあります。
子供の頃の記憶そのままのお土産やさんやおせんべいやさん、漬物屋さんに扇子や雑貨を扱う店など所狭しと軒を並べていて、覗き込んでは楽しんでいます。
参拝が終わった後この参道をそぞろ歩き、急げば5分と掛からないこの道を1時間近くかけて歩いています。
二昔ほど前「ディスカバー・ジャパン」なんて言葉が流行りましたが、まさによき頃の日本の下町風情がここにはあります。
柴又帝釈天 (経栄山題経寺きょうえいざんだいきょうじ) 帝釈天は、寛永6年(1629)日忠上人の草創と伝えられ、本尊は、日蓮上人自刻の帝釈天の板仏です。 この板本尊は長年行方不明でしたが、安永8年本堂再建の際に発見され、この日が庚申の日だったため、 以来、庚申の日を縁日の日に決めたと言われています。 次の縁日は12月7日(火)納めの庚申となります。 帝釈天は、七福神のひとつ(毘沙門天)としても知られています。 交通・アクセス JR 常磐線(営団地下鉄千代田線直結の各駅停車)金町駅下車の場合。南口の駅前ターミナルに出ます。 電車で:京成電鉄 京成金町線(1時間に通常3本、朝夕5本程度)で「柴又駅」まで約2分。 バスで:京成バス南口1番から「小岩駅」行き路線バスで「帝釈天」まで タクシーで:金町駅南口(京成側)でタクシーに乗車し、「帝釈天」まで 徒歩で:金町駅南口から京成電鉄沿いの道(柴又街道)を歩き、金町浄水場を過ぎ、帝釈天参道の門まで約20分ほど。 |

柴又と言えば江戸川の土手、中学校の時サイクリングの途中で、仲間と自転車と共に「矢切の渡し」に乗ったことがありました。今とは違い船に乗るために並ぶことも無く、客待ちの船頭さんがのんびりキセルをふかしていたようなそんな時代のことです。
毎週のように上流の松戸の河川敷でラグビーの練習があり、通い慣れた土手の道もたまに映画「フーテンの寅さん」の撮影があったりして本当に寅さんに会えたなんてこともありました。
寅さんが今でもいる街、柴又帝釈天に行ってみませんか、イライラしているのがイヤになっちゃいますよ。
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