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2004.11.16

オリンピックとラグビー

【五輪】7人制で五輪復活目指す-国際ラグビーボード SANSPO.COM

五輪での実施復活を目指しロビー活動を進めているラグビーの世界的な統括組織、国際ラグビーボード(IRB)がこのほど、国際オリンピック委員会(IOC)に15人制を断念し、7人制での採用を要望する文書を提出した。IOCのフェリ五輪統括部長が15日に明らかにした。
IRBでは、2週間あまりに日程が限られる五輪で15人制を行うとなると、出場チームが強豪国に制限され、世界的な普及につながらないとの意見が強くなっていた。さらに、15人制は五輪の肥大化抑制の方針にそぐわないとの指摘もあり、IRBは1チームが1日に2試合消化することも可能な7人制の方が五輪に採用される可能性が高いと判断した。(共同)
ワールドカップ招致への道「ラグビーとオリンピック」
2012年のオリンピック種目にラグビーが有力視されているが、今のままでは、ラグビーは「国際スポーツ」とみなされない。そのためのステップとして、「ワールドカップをアジアへ!」
オリンピック種目になれば、各国とも政府からの支援が期待できる。JRFUメンバーズクラブより
競技として同じルーツを持つと云われているラグビーとサッカー、2002(平成14)年末現在、IRBに加盟しているのは99協会。これに対して国際サッカー連盟(FIFA)は204協会が加盟している現状から指摘される通り、サッカーに比べてラグビーは世界的な普及が遅れている。サッカーは庶民のスポーツとして熱狂的な支持を得て来たのに対し、ラグビーは上流階級のスポーツとして行われてきた経緯もあるが、国際的な大会が殆んど無かったことも理由の一つとして挙げられている。
世界選手権大会が存在しなかったラグビーだが、過去にオリンピックで正式競技として開催されていた時期がある、1900(明治33)年パリ大会、1908(明治41)年ロンドン大会、1920(大正9)年アントワープ大会、1924(大正13)年パリ大会の計4回である。
しかし驚くべきはその参加国の少なさである。
パリ大会ではフランス、ドイツ、英国。
ロンドン大会では*オーストラジア、英国。(*現在のオーストラリアとNZの混成)
アントワープ大会では米国、フランス。
パリ大会では米国、ルーマニア、フランスと言う一大会2~3のくにの出場にとどまっています。
出場チームも国代表のチームではなく、クラブチーム単独であったり、大学チームでの出場でした。
IRB(International Rugby Football Board=国際ラグビー評議委員会、IRFBと呼ばれる場合も多い)は1886(明治19)年にスコットランド、アイルランド、ウェールズの3ヶ国により設立されたラグビーの国際機構。
当時の英国3協会は"5ヶ国対抗"がラグビーの最高峰の大会であると捉えていたこともあり、オリンピックに選抜チームを送ることはなかった。国際オリンピック委員会(IOC)は英国チームの参加が望めなかったこと、古代オリンピックの精神を重視し個人競技を充実させたかったこと、女子の競技を増加したことなどの理由で1924年のパリ大会を最後にラグビー競技の開催を中止、以降ラグビーはオリンピックから姿を消した。
英国を中心にその支配下にある国のみに普及された時代背景を持つラグビー。
ましてやクラブ・大学同士の対抗戦としての戦いが主流であったため、より閉塞的なスポーツになってしまったようです。
上記に表向きのラグビーのオリンピックからの撤退の理由が記されていますが、実際のところパリ大会に於いて興奮した観客同士の小競り合いが競技場全体にわたり大騒乱となったのが原因とされています。
そういった意味で
ラグビーのワールドカップをアジアで(日本で)→アジアにラグビーの普及を→競技人口を増やそう→
オリンピック委員会に認めてもらおう+15人より7人制なら短期に多くの試合が出来ますの思いも加わってきているようです。
日本でのワールドカップが実現してオリンピック競技の正式種目になれば、また少しはラグビーの人気・競技人口も増えるのでしょうかね。
その前に開き放しの世界との差を少しでも縮めておかないとアジアの民衆の心は掴めないんじゃないかと憂いを感じているのである。

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