「特定外来生物法」へのパブリックコメントの下書き
morioさん、ペリカンさんのエントリーを受けて漠然としか分かっていない特定外来生物法について関連資料を約50ページ集めて見直しています。
外来生物図鑑は琵琶湖周辺の外来生物について記述してあります。
魚類に限って拾い出して見ると以下のようになります。
アオウオ、オオクチバス(ブラックバス)、カワマス(ブルックトラウト)、カムルチー、グッピー、コクレン、ソウギョ、タイリクバラタナゴ 、タウナギ、ティラピア、ニジマス、ヌマチチブ、ハクレン、ブラウントラウト、コクチバス(スモールマウスバス)、ブルーギル、ペヘレイ、などがその外来生物です。
琵琶湖のブラックバス・ブルーギルについて何を食べているかを個人で調査されている方もいらっしゃいます。
世間一般で釣りを趣味にする人・しない人と大別したときにしない方々からすると釣り人の区別はつけ辛いと思いす。
海と内陸での釣りに分けても、内陸での釣りも対象魚や釣り方は千差万別。
さらに複雑なのは各々のジャンルの釣り愛好家達がその枠を超えて親密にならない・交流をしないというところにもあります。
フライフィッシングを趣味の一つにしている当方。
パブリックコメントを環境省及び農林水産省に提出するにしてもトラウト好きなフライフィッシャーとしての意見を出させていただくことになると思います。
「フライの雑誌」にもある「釣り人各人の自由な意見をあげ、釣り人の意志を政治の現場に反映させましょう。」には賛成しています。
ただ生態系を乱すゲリラ放流には賛成できません。
「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」とあります。
元来魚のいないところに放流して育んできた、生態系は崩していませんと主張したいですね。
中禅寺湖のブラウンが湯川のブルックが琵琶湖のブラックバスにならんことを願いたいです。
環境省にお願いしたいのはペリカンさんも書かれていますが卓上の仮説でない徹底した現地での生態系の調査をして頂きたいと思います。
環境省 特定外来生物被害防止基本方針(案)
特定外来生物被害防止基本方針に関するパブリックコメント募集の締め切りは8月7日(土)と成っています。
後記
8月7日、締め切りギリギリにパブリックコメントを環境省に提出しました。
自分のスタンスとしてはトラウト好きなフライフィッシャーとしての意見提出でした。
中禅寺湖へのコクチバス放流や小さな用水地などのゲリラ放流はやはり反対させて頂きました。
ブラックバス問題を考える
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