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2004/08/13

ちょっと気になる本

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『邂逅の森 』熊谷 達也著文芸春秋出版
大正年間、身分違いの恋から故郷を追われたマタギの青年、松橋富治の波乱の人生を描く。自然に対する畏敬の念あふれる雄大な物語 。
クマやオオカミ、東北地方に伝わる伝承や民話をベースにした作品で民俗学界からも注目されている熊谷さんの最新刊は、日本の近代化とともに衰退していった山の民「マタギ」がテーマです。
 故郷を追われた秋田のマタギ青年、松橋富治の波乱の人生が展開されます。やっと見つけた静かな生活の中、残雪の猟場で「ヌシ」と呼ばれる伝説の巨大熊と決死の対決に挑むが……。狩猟文化はもちろんのこと、夜這い、遊郭、炭鉱、男色、不倫など、「裏日本史」としても楽しめる冒険時代小説です。

別な紹介文では
仙台市在住の作家・熊谷達也さんの最高傑作「邂逅の森」が山本周五郎賞に続き、直木賞を受賞。
明治から昭和かけてのマタギの世界を描いた力作であり、マタギに興味ある方はもちろん、全然知らない人でも、そのオモシロさに驚くだろう。
熊谷氏は、「邂逅の森は、ノンヒクション8割、創作2割」と語り、一方、現代マタギを描いた「相克の森は、ノンヒクション2割、創作8割」と語っていた。
「邂逅の森」は、氏にとっても最高傑作と呼べる力作だろう。

と有りました。
マタギの生活や習慣などの書かれた本、根深誠さんや甲斐崎圭さんなど前から好きでよく読んでいます。
何故この本なのかは、ここ数日「源流」サイトのネットサーフィンをしています。
純粋無垢な岩魚は居ないかと探しているのではありますが、釣り師が下手じゃ何処に行っても同じだったりする。


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