僕が少年だった頃(11)-憧れのカワガキ
にしび~さんの「カワガキ」を読んでまたまた少年だった頃を思い出しました。
両親の出身が栃木県の黒磯だったので夏休みには必ず帰省していました。
田舎に帰って何が楽しかったと言うと近くの那珂川や余笹川で遊ぶことでした。
田舎の従兄弟は確か9人?10人兄弟で同年代と上のアニイ含めると約5人が遊び仲間でした。
彼らは川に何のためらいも無く飛び込み、ヤスで岩魚を突いていました。
水中眼鏡を煙草の葉で磨くと曇らないと教えてくれたのも彼らでした。
前にお話したように泳げない僕はまず足の付かないところには行かない、飛び込まない。
従兄弟達が川で自由に遊ぶのを悔しい思いで見ていました。
「カワガキ」になりたかったなぁ~と今でも思います。
この前丹沢の寄自然休養村に行ったとき現代の「カワガキ」見ました。
渓流マス釣り場に子供達はジャブジャブと入って行きます。
釣り人が居なければいいよと言われているんでしょうね。
または土日でなければいいとも、川は天然のプールと成っていました。
某インスタントコーヒーのCMがまこともって気持ちよさ気です。
ガキ大将が廻りの子供達を連れて遊びの文化を教える。
何が危険でなにが安全かをきちんと教える。子供ならではの文化。
僕が大人になってこうやって「カワガキ」が川に飛び込んでいる姿を見たのは木曾の王滝川でした。
妻籠宿の「こうしんづか」のおやじさんと「七笑い」を酌み交わし激しい二日酔いの日でした。
フライフィッシャーはお盆や夏休みにこの「カワガキ」を見たら川を変えるか、
影響の無いところに移動するしかない無いでしょうね(笑)
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