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2004/07/06

言葉の問題

先週の金曜日にジブリ作品の「おもひでぽろぽろ」を途中まで見ました。
なぜ途中なのかと言うと

主人公が小学5年生の頃を振り返り思い出すシーンで
パイナップルを初めて丸々一つを買ってきて家族みんなで仲良く食べるのですが、
どうにも熟していなく苦いような渋いような顔していました。

全員「いただきまーす。」
タエ子「かたいッ!」
お父さん「たいしたもんじゃないな。」
ナナ子「あんまり甘くないのね。」
ヤエ子「缶詰とぜんぜん味が違うよ。」
おばあちゃん「長生きするといろんな経験するよ。」
ヤエ子「タエ子にあげる。」
ナナ子「あたしも。」
タエ子「ハア、お・・・おい、しい。」
お母さん「無理して食べることないわよ、タエ子。」
お父さん「腹こわすぞ。」
ヤエ子「なーんだ、つまんないのォ。」
ナナ子「バナナのほうがずっとおいしいわね。」
ヤエ子「ほんとほんと。」
ナナ子「やっぱり果物の王様はバナナかしらね。」
ヤエ子「バナナ食べよっと。」
タエ子「やっぱり・・・果物の王様は・・・果物の王様は・・・。」

そこで当方が「パイナップル、えぐいんだね~」といった所、
妻「娘の前でなんて言葉を使うのよ」といきなり怒りだします。
私「アクが強かったりしたときの味覚でえぐみがあるとか、えぐいというんだよ。」
妻「そんなことはない、そんな言葉私の家では使わなかったわ、大体下品よ。」
私「下品!下品とはなんですか?」
妻「下品だから下品って言っているのよ。そんなの方言よ。」
私「自分で知らないからって下品呼ばわりするとは・・・。」
○□△♯■●$・・・・・。
というわけで途中までしか見れてません。

確かに「えぐい」という言葉最近ではキワモノ的なとか、厭世的な、ありえない的な言葉としても使われているらしい。

しかし熟していないパイナップルを食べて「えぐい」「えぐそうだね」が下品につながるとは到底思えないのですが。
れっきとした日本語であるし、方言でもない、ましてや下品なる言葉ではないです。
「エロイ」と言ったならまだしもです。
一応調べましたが
えぐい
(形)
(1)アクが強くて喉を刺激するような味や感じがする。えがらっぽい。えごい。
用例「十分に熟していないのでえぐい」
(2)気が強い、また、思いやりがない。

ネットで調べて皆さんにコメントいただいたから見てみなさいとやってみても
自分達をネタにしたと怒るんだろうな~。
(もし私の妻を個人的にお知りの方はコッソリ教えてやってくださいませ。)

追記)
皆様から頂いたコメントからすると、旗色が悪いようです。
御免なさいメール・・・・コッソリ入れました(∋_∈)

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